クリスマスの日(25日)、中国福建省にある高校の教室の天井が崩落する事故が起きた。崩落当時、学生たちは授業中だったため、落下した建材に当たり一部学生がケガをした。
崩落事故が起きたのは福建師範大学の旗山校区である。
落下した天井建材によってメチャクチャになった教室、突然の事態に怯える学生たちの姿を捉えた動画はSNSにも流れ、「また手抜き工事か!」とする非難が殺到している。
(当時の様子)
教室の天井が崩落する事故は今月12日にも、天津市にある高校で起きている。幸い、事故発生当時、学生たちは食堂で食事をしていたため、死傷者は出ていない。注目すべき点は、天井が崩落した校舎を使用し始めたのは3か月前だったのだ。
3月にも青海省西寧市の小学校で階段の手すりが抜けるように壊れ、空いた穴から生徒1人が下の階へと落下する痛ましい事故が起きている。落下した生徒は頭蓋骨を3分の2も切除する大手術をすることになった。
(手すりが抜け落ちた小学校の階段、2024年3月、青海省西寧市)
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