中共が10年にわたり人権侵害の首位に=国際人権団体

2025/02/11 更新: 2025/02/11

アメリカの国際人権団体「フリーダム・ハウス」の最新データによると、中国共産党(中共)は長年にわたり人権侵害で悪名高い存在であるとされている。2月6日、英国の国会議員ジム・シャノン氏は、中共が法輪功に対する迫害を海外にも拡大させていると指摘し、英国政府に対し、法輪功学習者や神韻が妨害を受けないために緊急調査を行うよう呼びかけた。

2月6日、米政府が出資するNGO「フリーダム・ハウス」は最新データを発表した。それによると、昨年には23か国の政府が越境弾圧に関与しており、中共政権は依然としてその主要な加害者であるとされている。過去10年間の世界における人権侵害の記録で、中国共産党は常に首位に位置している。

最新の情報によると、中共の魔の手は海外にも及び、法輪大法情報センターの確認によれば、過去1年間に米国、欧州、カナダ、台湾などの地域で、神韻の公演が行われる劇場に対して爆弾の設置を示唆した命に関わる脅迫が20件以上も届いている。その中には、法輪功を支持する米国議員への命に関わる脅迫も含まれている。

法輪大法情報センター調査員シンシア・サン氏は次のように述べた。

「今週、法輪大法情報センターはフランス(ディジョン劇場)での神韻芸術団に対する虚偽の爆弾脅迫を含む国境を越えた弾圧の脅威を受け、記録した。ここ数か月だけで、暴力的な脅威が数十件も発生していることが確認されている」

中国民主党全国連合本部副主席の界立建氏は次のように述べた。
「トランプ大統領が世界規模で信仰の自由を守り、信仰のために迫害を受けている被害者、例えば法輪功の方々や中共による信仰への迫害の被害者全てを救っていただきたいと期待している」

米国国際宗教自由委員会は6日、最新の信仰自由迫害被害者リストを発表し、中共が世界規模で深刻な人権侵害と信仰の自由の侵害を行っていることを非難した。

アメリカ在住の華人牧師である傅希秋氏は「中共およびその党首は、真の信仰すべてに戦いを挑み、宗教が社会主義、共産主義、そしてその党首の思想と共存することを拒否しているのだ。共産党は多くの信仰者を投獄しており、その数は数百万に上る。それは世界の他のどの地域を合わせたよりも多いのだ」と述べた。

米国務省は、中共が依然神韻芸術団を標的にしていることを非難し「我々はこのような脅迫行為を非難し、言論の自由を守る権利を擁護するよう求める」と大紀元時報に対して述べた。

国務省報道官は、声明で「我々は中共に対し、25年続いている法輪功迫害を終了するよう求める」と述べ、国務省の国際宗教自由報告書では「多くの国で法輪功学習者や神韻に対する干渉が記録されている」と付け加えた。
 

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