いま、多くの台湾人が中国で監禁されている。
台湾人が中国に渡航した際、税関などで電子機器をチェックされたり、尋問されるケースが多く報告されており、なかには取り調べで、数時間拘束されるケースもあった。
昨年1月以降、中国当局に拘束されるなどして行方不明になった台湾人は52人、中国当局から捜査協力を求められたり尋問を受けたりした台湾人が、13人に上る。
台湾の対中国政策を担う大陸委員会(陸委会)の邱垂正・主任委員は18日、ラジオ番組でそのように明かした。
邱氏によると、以前台湾人が中国で拘束されると中国側は自発的に通報してきたが、いまではこちら(台湾側)から問い合わせをしないと事実確認できなくなっているのだという。
邱氏はかねてから「中国大陸に足を運ぶのに危険性が高まっている」としてリスクを考慮するよう呼びかけている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。