中国で、当局による恣意的な料金徴収や罰金に抗議して、賃上げを求めて、トラック運転手らが「全国規模のストライキ」を計画していることがわかった。
中国のネット上では「全国一斉ストライキ」が呼びかけられており、実行日は「3月1日の零時から」と計画している。

中国のネットには「働いたところで稼ぎは出費でほとんど消えてしまう」と嘆くトラック運転手の声があふれている。
例えば、100元の収入をもらうには、燃料代50元、通行料20元、雑費10元などを差し引くと20元しか残らないのに、積み下ろし料まで取られて最終的には何も手に残らず、喰うにも困る現状があるという。
この事態について、中国の資産管理会社でコンプライアンス統括責任者を務めた梁少華(りょうしょうか)氏は「根本的な理由は、中国経済の崩壊にあり、トラック運送業はその縮図に過ぎない」と指摘している。
「経済不況の中、輸送量は減少し、それに伴うトラック運転手の収入も減っているのに、各検問所で、違法な料金徴収を含む多くの追加料金はが追加で発生してきている。その結果、トラック運転手は事業の継続が困難になった」と梁氏は指摘するのだ。

中国物流与采購連合会(CFLP)によると、現在中国のトラック運転手の数は約1600万人で、6年前より1400万人も減っているのだ。
これまでも全国各地のトラック運転手たちは、SNSなどを通じて「生活が苦しい」とその窮状を訴えてきたが、そういった声は往々にして封殺され、また実際にストライキなど抗議を行えば高圧的に鎮圧されてしまう。
今回予定されている「全国一斉ストライキ」が計画通りやれるのか。最新情報について随時更新する。

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