東京・飯田橋でビル火災 消火活動続く

2025/03/27 更新: 2025/03/27

27日午後、東京都千代田区飯田橋で解体工事中のビルから火災が発生し、現在も消火活動が続いている。この火事で作業員1人が負傷した。

火災は午後2時すぎに発生。通報を受けた東京消防庁はポンプ車など39台を出動させ、消火活動にあたっている。火元は「秋田書店」の旧本社ビルとされる7階建ての建物で、2階から上の階にかけて延焼している状況だ。現場では大量の黒煙が立ち込めた。

負傷者については、自力で避難した作業員1人が煙を吸うなどして病院へ搬送されている。また、一時逃げ遅れた人がいるとの情報があったが、その後全作業員と連絡が取れたという。現場はJR飯田橋駅付近のビル密集地であり、昼間の都心ということもあり周辺には規制線が張られ、交通への影響も出ている。

詳細な原因については警視庁と東京消防庁が引き続き調査中だ。

大紀元エポックタイムズジャパン記者。主に軍事・防衛、安全保障関係を担当。その他、政治・経済・社会など幅広く執筆。
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