国際 104年の圧政に終止符を──海外華人と国際社会が連帯

ニューヨークに響き渡る「打倒中共」の声【動画あり】

2025/07/01 更新: 2025/07/01

中国共産党(中共)の建党から104年。その間、国内外で続けられてきた人権弾圧や言論統制に対し、世界各地で「暴政を終わらせろ」という声が高まっている。

6月29日、ニューヨーク・クイーンズ区フラッシング(全米最大級の中華街が広がる中国系コミュニティの中心地)では、中国民主人権連盟が主催する大規模な抗議集会が開かれた。

会場には各界の有識者や市民が集い、中共の国境を越えた弾圧に反対し、自由と民主の防衛を訴えた。

 

デモ進行の様子(NTD新唐人テレビより)

 

登壇した中国民主人権連盟ニューヨーク地区の副主席・宮凱(きゅう・がい)氏は、「共産党が存在する限り、中国国民に希望はない。中共は山賊のような組織であり、人民は恐れる必要はない」と強調した。

 

宮凱氏(NTD新唐人テレビより)

 

さらに、中国民主党全国委員会の主席・王軍濤(おう・ぐんとう)氏も、「中共の経済成長はすべて人民の犠牲の上に築かれている。共産党を必ず排除する」と力強く語った。

 

王軍濤氏。(NTD新唐人テレビより)

 

台湾出身の著名な反共インフルエンサー・八炯(はち・けい)氏も登壇し、中共が海外にまで手を伸ばし、民主国家の内部に入り込んで世論操作やスパイ活動を行っている実態を告発。「民主国家にも防衛の仕組みが必要だ。私たちの自由には守るべき一線がある」と訴えた。

 

八炯氏(NTD新唐人テレビより)

 

国際報道の第一線で活躍するジャーナリスト、マイク・コーエン氏も、「中共は世界最大の犯罪組織かもしれない。彼らは中国を腐敗させただけでなく、世界にも深刻な害を及ぼしている」と強く非難した。

 

マイク・コーエン氏(NTD新唐人テレビより)

 

集会は終始、中共による国内外の抑圧と侵略を断固として拒絶し、自由、人権、正義の回復を目指す決意に満ちていた。

海外で高まる「打倒中共」の声。それはもはや中国だけの問題ではない。

いまや中共の影響力は国境を超え、世界の自由社会にも深刻な影響を及ぼしている。対岸の火事では済まされない現実が広がっているのだ。

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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