グラス駐日米大使 安倍元首相を追悼するSNS投稿 トランプ大統領のコメントも紹介

2025/07/11 更新: 2025/07/11

アメリカのジョージ・グラス駐日大使は7月8日、自身のSNSで安倍晋三元首相の命日にあわせて追悼の意を表した。グラス大使は「本日、日米関係の強化に精力的に取り組まれた安倍晋三元首相をしのび、日本国民の皆さまと共に深く哀悼の意を捧げます」と投稿し、安倍元首相の功績を称えた。

さらに、グラス大使は安倍元首相の「真の友人」であったとされるトランプ大統領のコメントも紹介した。

(提供:ジョージ・グラス駐日米国大使 Xアカウント)

トランプ氏は次のように述べたという。

「安倍晋三元首相が、どれほど傑出した指導者であり、偉大な人物であったか、その真価を理解する者はまだ少ないかもしれない。しかし、時が経てば歴史がそれを物語り、その功績は必ずや高く評価されることだろう。氏には他に類を見ないほどの統率力があった。そして何よりも、自身の素晴らしい国、日本を深く愛し、慈しんだ人物であった」

安倍元首相は2022年7月8日、奈良市で演説中に銃撃され、亡くなった。事件から3年が経過したこの日、グラス大使は日米関係の発展に尽力した安倍氏の功績を改めて強調した形だ。トランプ前大統領と安倍元首相は在任中に個人的な信頼関係を築き、両国の協力関係を深めてきた経緯がある。

今回のグラス大使の投稿は、安倍氏の遺志を継ぎ、今後も日米両国の関係強化に取り組む姿勢を示すものとみられる。

大紀元エポックタイムズジャパンの速報記者。主に軍事・防衛、安全保障関係を担当。その他、政治・経済・社会など幅広く執筆。
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