富山県警は9月2日、中国籍の公務員で富山市大泉在住の孫肖容疑者(46)と、石川県内灘町緑台の会社役員である魏賢任容疑者(58)を逮捕した。
2人は共謀し、孫容疑者が使用するために購入した乗用車について、実際には使用していない魏容疑者名義の車庫証明書を提出し、虚偽の自動車登録を行った疑いが持たれている。NHKなどが報じた。
容疑は電磁的公正証書原本不実記録などである。「電磁的公正証書原本不実記録」とは、公務員に対し虚偽の申し立てを行い、登記簿や戸籍簿などの権利・義務に関する公正証書の原本として用いられる電磁的記録(コンピュータ上の記録)に不実の記載をさせた場合に成立する.
孫容疑者は富山県地方創生局多文化共生推進室国際課の会計年度任用職員として勤務していた。
一連の事件は多文化共生や外国人職員の雇用を巡る信頼性にも影響を与え、県は事実関係を調査中で職員逮捕を重く受け止めているとしている。
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