自民・高市氏が総裁選出馬を表明 麻生氏と面会も

2025/09/18 更新: 2025/09/18

自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は18日、総裁選に出馬する意向を表明した。

高市氏は、「今、必要なのは国民の皆さまの暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政治だ」「日本が直面するクライシスを克服するための強い政治である」と強調した。

その上で、「国民に方向性を指し示す政治、安定した政治のため命懸けで頑張っていく」と意気込んだ。

7月の参議院選で全国遊説する中、高市氏は国民から「今、自民党が何をやりたい政党なのかよく分からない」「自民党の政策から夢や希望を感じない」という厳しい声を伺ったという。

そのため、「総裁選挙の討論は自民党が何を目指すのか訴えることができるすばらしい機会だ」と語った。

出馬表明に先立ち、前回の総裁選の決選投票で高市氏を支持していた麻生太郎最高顧問の事務所を訪れたとし、麻生氏に対し「前回の選挙でもお世話になり、私としてのあいさつと決意を伝えた」と述べた。

高市氏は19日、改めて記者会見し、具体的な政策などを説明するとした。

総裁選への出馬を表明したのは茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当相、小泉進次郎農相、林芳正官房長官に続き、5人目となる。自民党総裁選は22日に告示し、10月4日に投開票する予定。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。
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