トランプ氏「反乱法」適用の可能性示唆 ICE職員攻撃相次ぐ中 厳罰方針を表明

2025/10/09 更新: 2025/10/09

10月6日、トランプ大統領はホワイトハウスで大統領令に署名した際、全国各地で相次いでいる移民・関税執行局(ICE)の執法官に対する攻撃に関連し、「反乱法」の適用を検討していると述べた。以下は、ホワイトハウスの執務室から陶明記者が伝えた内容だ。

新唐人テレビ記者陶明氏

「月曜日午後、オーバルオフィスで開かれた記者会見で、トランプ大統領は新唐人の記者からの質問に応じた。その中で、全米でICEの捜査官が相次いで攻撃を受けている現状について問われ、攻撃者およびその背後にいる組織に対して厳しい措置を講じる考えを強調した。トランプ氏は、これらの行為は『反乱にあたる』と述べ、連邦の法執行官を守る重要性を改めて訴えた」

トランプ大統領は「非常に深刻な事態だ。我々は厳しい処罰を科す。連邦捜査官を標的にしている者が誰なのかを突き止める」と述べた。さらに、必要であれば「反乱法」に基づく行動も辞さない姿勢を示し、国民の安全を守る決意を強調した。

また、トランプ氏は「『反乱法』には存在する理由がある。人が殺され、裁判所が私たちの行動を妨げたり、知事や市長が妨害したりするような事態になれば、当然、私は行動を起こす」と発言した。

陶明記者「任務を遂行しているにもかかわらず、攻撃件数が1千%急増しているICEの現場職員に、どのようなメッセージを送りたいか?」

これに対し、トランプ大統領は笑顔を見せながら次のように答えた。
「我々は状況を安全にし、誰もが誇りに思える国を築き上げる。毎日のように背後から襲われるような国を、私は決して許さない」

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