21日に召集される臨時国会で行われる首相指名選挙は、日本維新の会と連立政権の合意をした自民党の高市総裁が選出される見通し。
21日午後に発足する高市新内閣の顔ぶれが次々と明らかになりつつある。
複数の報道機関によると、財務大臣には片山さつき元地方創生担当大臣、経済安保大臣には小野田紀美参院議員が起用される。
片山氏は、高市氏と同様に積極財政派である。小野田氏は外国人政策も担当する。女性閣僚の入閣は2人となる。
長年、公明党が占めていた国土交通大臣のポストには、金子恭之(かねこやすし)元総務大臣が就く。
片山氏と小野田氏は総裁選で高市氏の推薦人を務めた。
防衛大臣には小泉進次郎農水大臣、外務大臣には茂木元幹事長、総務大臣に林官房長官が充てられ、挙党体制を築く見込みだ。
官房長官には木原稔元防衛大臣、経済産業大臣にはアメリカとの関税交渉を担った赤沢経済再生担当大臣、国家公安委員長に赤間二郎衆院議員、農林水産大臣には鈴木憲和復興副大臣が起用される。
石破内閣は21日の閣議で総辞職した。昨年10月1日の就任以来、石破首相の在任日数は386日。戦後36人の首相のうち森喜朗氏に続く24位となった。
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