米 検閲回避プラットフォーム発表へ 中共やイランのネット検閲に対応

2026/02/24 更新: 2026/02/24

アメリカ国務省は、中国やイランなどインターネット検閲が厳しい国の人々が、アメリカと同様に自由なネット環境を利用できるようにする新たなプラットフォームを完成させた。

広報画像には、騎士が馬で疾走する姿が描かれ、その下に中国語で「情報は力です。表現の自由という人権を取り戻しましょう。準備してください」と記している。この自由インターネット計画は、ルビオ米国務長官が主導しており、数週間以内に正式公開する見通しだ。

米Foxニュースによると、「Freedom.gov」はiOS、Androidのモバイル端末およびデスクトップ版に対応する。「ワンクリック」操作を採用。ボタンを一回クリックするだけで起動し、検閲を受けないネット環境へ接続できる。

プライバシーと安全性の確保のため、同プログラムはオープンソース方式を採用し、匿名保護機能を内蔵。利用者のIPアドレスや閲覧履歴、個人を特定可能なデータは記録しないとしている。

技術面では、仮想専用線(VPN)機能(暗号化された専用の通信経路)とみられ、利用者の通信はアメリカ国内から発信したように見せる仕組みとなる。

番組「天亮論政」の司会者、章天亮氏は「このソフトの目的は中共やイラン、ロシア、さらにはヨーロッパ一部の国のネット検閲を根本から打ち破ることだ。つまり中共のファイアウォールを崩す可能性がある。これは中国情勢のこれからの変化に非常に大きな影響を与えるかもしれない」と述べた。

サラ・ロジャース米副国務長官は、これは基本的自由の保護と促進に向けたアメリカの最新の取り組みだと説明した。

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