米・イスラエルに対抗 中共が背後で北朝鮮・ロシアによるイラン軍事支援を後押しとの指摘

2026/03/31 更新: 2026/03/31

米国とイスラエルの連携攻撃により、イラン指導部の複数の人物が相次いで殺害されたが、イラン側には依然として降伏の兆しは見られない。こうした中、最近、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアがイランを支援し米軍と対抗するのを助けていると明らかにした。同時に、北朝鮮と中華人民共和国も背後で関与している可能性が指摘されている。

中東での戦闘はすでに5週目に入り、イランを支える軍事支援の実態も徐々に明らかになってきている。

ゼレンスキー大統領はカタールでのインタビューで、ロシアが「100%」イランを支援し、中東に展開する米軍への攻撃を助けていると述べた。また、イランがサウジアラビア国内の米軍基地を攻撃する前、ロシアが3回にわたり衛星で撮影した画像を提供していたとも語った。

さらに西側の情報当局者の話として、ロシアがウクライナ戦争で使用している先進的な無人機戦術をイランに提供しているとも伝えられている。

一方、米国のブルース・ベクトル北朝鮮問題専門家は、Fox Newsの取材に対し、北朝鮮とイランは短距離弾道ミサイルの開発・改良で緊密に協力していると述べた。また先週イランがディエゴ・ガルシア島の米軍基地に向けて発射した2発の「ムスダン」中距離弾道ミサイルは、北朝鮮から購入したものだと指摘した。

さらに、オーストラリア在住の袁紅氷法学者は、ロシアと北朝鮮の背後には最終的な後ろ盾として中共がいると分析している。袁氏によれば、中共の目的はイランを利用して米国の力を消耗させ、将来的な台湾海峡での衝突に備えて戦略的余地を確保することだという。

袁氏はまた、イランの多くの軍事装備が中国で製造されており、現在はカスピ海などのルートを通じてイランへ輸送されていると指摘した。

さらに袁氏は、中国共産党体制内の「良心ある関係者」からの情報として、中国側の技術者がイスラム革命防衛隊の中下級幹部に対し、「米国とイスラエルの連合軍への反撃を続けるなら、将来仮に敗北しても中国が政治的庇護を提供する」と約束したと語っている。

これらの情報はまだ完全には確認されていないものの、中東紛争をめぐる各国の軍事支援が、今後、多国間による間接的な対立へ発展する可能性があるとして、国際社会の関心を集めている。

 

関連特集: 中東・アフリカ