3月30日、米国政府関係者がメディアに対し、トランプ大統領が極めて高いリスクを伴う軍事作戦を検討していると明かした。その作戦は、「イランが保有する約1千ポンドの濃縮ウランを直接奪取する」というものだ。トランプ氏は、この行動をイランの核武装を阻止するための重要な一歩と捉えているが、まだ最終決定には至っていない。作戦はきわめて複雑かつ危険だが、成功すれば戦争の核心目標を一挙に達成できる可能性がある。なお、トランプ氏はアラブ諸国に対して戦費分担を求める方針を示しており、世界の原油市場もその動向を見守っている。
30日、イラン革命防衛隊施設が米・イスラエル連合軍の空爆を受け、大きな爆発が発生した。
イスラエル軍は、兵器開発やテロ活動に関係する軍事教育機関「イマーム・ホセイン大学」や、カスピ海近くのイラン軍事拠点にも空爆を実施した。これらの場所はイスラエルから1600キロ以上離れている。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国政府関係者は「トランプ大統領がイランの濃縮ウラン約1000ポンドを奪取する軍事作戦を検討している」と明らかにした。トランプ氏はまだ命令を下していない。関係者によると、米軍が直面する危険を慎重に評価している段階だが、この作戦はイランの核兵器開発を阻止する決定打になる可能性があるとして、前向きに検討している。一方、専門家たちは、ウランを武力で奪取する作戦は極めて複雑でリスクが高く、米軍が長くイラン国内に滞在せざるを得ない恐れがあると懸念している。
事情に詳しい関係者によると、トランプ氏はイランに圧力をかけ、自発的にウランを引き渡させる案をより好んでいるという。
トランプ氏は3月30日に、米国は新しく、より理性的な交渉相手と真剣な協議を行っており、大きな進展を遂げていると投稿した。
トランプ氏は記者に「交渉は非常に順調に進んでいる。ただ、イランは予測不能だ。我々は何度も彼らと協議をしてきたが、最終的には空爆せざるを得なくなった」と語った。
さらにトランプ氏は、もし早期に合意に至らずホルムズ海峡の封鎖が続くようであれば、米軍がイランの発電所・油田・ハルク島施設を破壊する可能性を警告した。
イラン外務省は30日、トランプ政権から「15項目の提案」を受け取ったことを認めている。
トランプ氏はニューヨーク・ポストの取材に対し、この神秘的な交渉相手がイランのカリバフ国会議長でであることを明かした。
同時に、ベッセント米国財務長官はフォックス・ニュースのインタビューで、「世界の原油供給は十分に確保されている」と述べ、市場の不安を和らげた。
ベッセント氏は「毎日ますます多くの船がホルムズ海峡を通過している。各国は一時的にイラン政権と合意に達しており、供給は安定している。しかし、最終的には米国が再びホルムズ海峡の支配権を握ることになるだろう」と指摘した。
ホワイトハウスのレビット報道官も同日、すでに数十隻のタンカーがホルムズ海峡を通過しており、これは米国とイランの直接・間接的な協議の成果だと指摘した。また、トランプ氏がアラブ諸国に対し、イラン戦費の一部負担を求める考えを示していることも明らかにした。
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