FBI 米国人科学者の死亡・行方不明報告を調査中

2026/04/22 更新: 2026/04/22

FBI(米連邦捜査局)は、近年報告されている米国人科学者の死亡や行方不明事案における潜在的な関連性を調査するため、連邦政府の取り組みを主導していると発表した。これはトランプ大統領が懸念を表明した数日後の動きである。

「FBIは、行方不明および死亡した科学者の関連性を調査する取り組みの陣頭指揮を執っている。我々はエネルギー省、戦争省(Department of War)、ならびに州・地方の法執行機関のパートナーと協力し、真相解明に努めている」と、FBIの広報担当者は火曜日、エポックタイムズへのメール声明で述べた。

詳細なコメントは避けつつも、同担当者は連邦法執行機関の関与の有無についての質問に回答した。先月、エリック・バーリソン下院議員(共和党、ミズーリ州選出)は、当局にこれらの死に関する調査を求めていた。

政府関係者の反応

ここ一週間の間に、トランプ大統領とレビット大統領報道官は、近年行方不明または死亡した約10名の科学者に関する記者団の質問に応じ、それらの事案に国家安全保障上の懸念が含まれるかについて言及した。

4月16日、トランプ氏は記者団に対し、科学者の死亡や失踪の報告について「彼らの中には非常に重要な人物もいた」として、深刻に受け止めるべきだと語った。その一方で、それらが「偶然」の出来事であることを願うとも付け加えた。

その前日、レビット報道官も定例記者会見で同様の質問を受けた。質問した記者は、科学者の一部が核や航空宇宙研究の知識を持っていたことを指摘した。

これに対し、レビット氏は「関連機関とはまだ協議していないが、必ず確認し回答する。もし事実であれば、当然ながら現政権として調査に値すると判断する事案だ」と述べた。

議員らの懸念

ティム・バーチェット氏(共和党、テネシー州選出)やエリック・バーリソン氏を含む複数の下院議員は、これらの失踪や死亡が関連している可能性を示唆している。

バーチェット氏は3月、デイリー・メール紙に対し、「特定の研究分野において、その数は非常に多いように思える。注意を払うべきであり、政府を鵜呑みにすべきではない」と語った。

同インタビューでバーチェット氏は、2月にニューメキシコ州の自宅から携帯電話や眼鏡を持たずに行方不明となったウィリアム・マキャスランド元空軍将軍の事例に触れた。また、彼の同僚でロケット科学者であるモニカ・レザ氏も、昨年南カリフォルニアでハイキング中に行方不明になったと報告されている。

今週、バーリソン氏はフォックス・ニュースに対し、特にマキャスランド氏のケースを懸念していると語った。同氏を未確認飛行物体(UFO)のエキスパートと表現し、自身の事務所が別の議会調査のために元将軍と接触を図っていたことを明かした。

「彼は我々が聴取するリストに入っていた人物だが、行方不明になった。そのため、我々の関心を引くこととなった」とバーリソン氏は語った。

さらに同氏はこう付け加えた。「わずか5か月の間に、4、5人の人物が自宅の玄関を出たまま戻らず、しかも全員が高度な航空宇宙研究に従事していたというのは、実になんとも奇妙な話だ」

NASAの声明

NASA(航空宇宙局)は月曜日、声明を発表し、「行方不明の科学者に関して関連機関と調整・協力している」としつつも、「国家安全保障上の脅威を示唆するものはない」と述べた。

NASAは、レビット報道官のコメントを収めた動画に反応する形でXに投稿し、「当局は透明性を重視しており、可能になり次第、さらなる情報を提供する」と記している。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。
関連特集: アメリカ社会