ウィトコフ氏とクシュナー氏 対イラン協議のためパキスタンへ

2026/04/25 更新: 2026/04/25

ホワイトハウスのレビット報道官によると、米国のスティーブ・ウィトコフ特使とドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏が、4月25日にパキスタンへ向かう。

レビット氏は4月24日、FOXニュースでこの動きを認めた。同氏の説明によると、米国とイランは武力衝突の最中にあるが、現在は一時的な停戦状態にある。この状況下で、イラン側から会談の要請があったという。レビット氏はその後、記者団に対し、ここ数日でイラン側の姿勢に前向きな変化が見られると述べた。

これとは別に金曜日、トランプ大統領はロイター通信に対し、テヘラン(イラン当局)が米国の要求に対処するための提案を提出する計画であると明かした。

トランプ氏は「彼らは提案を行おうとしており、我々はそれを見守る必要がある」と述べた。

米国を代表して交渉を主導してきたJD・ヴァンス副大統領はイスラマバードへは向かわず、協議が進展した場合に備えて待機する。

レビット氏は、「副大統領はこのプロセス全体に深く関与し続けており、大統領、マルコ・ルビオ国務長官、そして国家安全保障チーム全員とともに、最新情報の報告を待ちつつ米国内で待機する」と述べた。また、「必要であれば、全員がパキスタンへ飛ぶ準備を整えている」と付け加えた。

レビット氏は、戦争が外交交渉の機会を生み出したとの見解を示した。

「結局のところ、オペレーション・エピック・フューリー(Operation Epic Fury)の目的は、イランが核兵器を保有できないようにすることであった。現在は、合意という手段を通じてそれを達成するための外交的段階に移行している」と彼女は述べた。

なお、4月11日と12日にイスラマバードで行われた会談では、成果は得られなかった。

金曜早朝、イランのアッバス・アラグチ外相は、イスラマバードへの「時宜を得た」訪問を認めた。同外相は米国との交渉再開の可能性を協議するため、金曜日に現地入りする予定であったが、米国の交渉担当者と会談する予定は組まれていなかった。

海上封鎖の現状

今回の会談は、米国がイランの港に寄港する船舶に対して海上封鎖を課している中で行われる。米国が4月13日に封鎖を開始して以来、34隻の船舶が引き返された。

4月24日、ペンタゴン(国防総省)での記者会見にて、ピート・ヘグセス国防長官はダン・ケイン統合参謀本部議長とともに、現在停戦により一時停止しているイランとの紛争の最新状況を報告した。

ヘグセス氏は、「イラン国旗を掲げているか、あるいはイランの港に出入りしているかを問わず、米国が基準に合致すると判断したすべての船舶を追い返している。今朝の時点でその数は34隻に上る」と述べた。

また、ヘグセス氏は封鎖の範囲と規模が拡大していることを強調した。

「封鎖が強化されているだけでなく、あと数日で2隻目の空母がこの任務に加わる」と同氏は述べ、「この拡大する封鎖は今や世界規模になっている」と付け加えた。

同氏によれば、米軍は今週、インド太平洋地域において、封鎖の発効前にイランの港を出航したイランの「ダーク・フリート(影の艦隊)」の船舶2隻を拿捕したという。

ケイン議長は、米軍の作戦が周辺地域を越えて拡大すると述べた。

「我々は、国籍を問わず、イランの港や領土に出入りするあらゆる船舶に対し、広範に封鎖を執行している」と同氏は語った。

さらに、米軍は封鎖の発表時に区域外にいた船舶を含め、イランに関連する船舶を綿密に監視していると付け加えた。

「我々はイランに向かう不審船、および封鎖命令が出された際に区域外にいたイラン出航船を追跡しており、それらを迎撃する準備と配置を整えている」と彼は述べた。

大紀元のワシントン特派員。 ワシントン政治を中心に、政治とスポーツ、スポーツと文化の交差点についても取材・報道を行っている。 過去には、Mediaiteのライターや、Jewish News Syndicateのワシントン特派員を務めた。 また、The Washington Examinerにも寄稿したことある。 ジョージ・ワシントン大学卒業。
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