京都府警は6月15日、京都府舞鶴市にある自民党の本田太郎衆院議員の事務所に車で衝突し、そのまま逃走したとして、道路交通法違反(事故不申告)の疑いで、同市に住む内装業の男(65)を逮捕した。男は容疑を認めている。
事件は13日午後11時20分ごろ、舞鶴市引土町の片側1車線の国道沿いにある本田議員の事務所で発生した。
後続車を運転していた目撃者によると、男が運転する銀色のワンボックスカーは直進していたが、事務所の20〜30メートル手前で車体が激しく揺れ始めた。その後、歩道と車道を隔てる縁石を直接乗り越え、事務所に突っ込んだという。
衝突時には「大地震かと思った」と感じるほどのすさまじい音が響き、事務所のシャッターなどが損壊した。車の前半部分が建物にめり込むほどの衝撃だったが、当時、事務所内は無人で、けが人はいなかった。
現場近くでは当時、別の事案に対応していた警察官が事故の一部始終を目撃していた。警察官が事情を聞こうと車に近づいたところ、ワンボックスカーは道路へ後退し、そのまま北方向へ急加速して逃走した。
目撃者によれば、逃走した車の前部は激しく大破しており、車内には運転手の男1人だけが乗っていた。後部には荷物が満載されているように見えたという。
翌14日、警察に「男の自宅に破損した車がある」との通報が寄せられた。警察官が男の自宅を訪れて職務質問したところ、男が関与を認めたため、15日に逮捕した。
警察の取り調べに対し、男は「運転操作を誤った」「パニックになって逃げた」という趣旨の供述をしている。警察は、事故当時の詳しい状況を調べている。
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