中国製59式戦車が爆発 バングラデシュ兵2人死亡 品質問題に注目

2026/09/11 更新: 2026/09/11

中国製の59式戦車が、バングラデシュでの演習中に突然爆発し、兵士2人が死亡、将校1人が重傷を負った。負傷した将校は病院に搬送され、治療を受けている。事故の一部始終は映像に収められ、ネット上で拡散している。事故映像をめぐっては、この戦車が長年使用されているうえ、近代化改修で大規模な機械系統の変更が行われたことが、不具合につながったとの見方も出ている。ネット上では「中国製は爆発する」と皮肉る声も上がっている。

映像では、戦車が砲弾を発射した瞬間、操縦席と砲塔から激しい炎と黒煙が噴き出した。乗員は爆発の衝撃で空中に吹き飛ばされ、その後、地面に強くたたきつけられた。

バングラデシュ軍広報局によると、事故は9日、部隊がチッタゴンの野外射撃場で実弾射撃訓練を行っていた際に発生した。戦車内部で突然爆発が起き、バングラデシュ陸軍の兵士2人が死亡し、将校1人が重傷を負った。

バングラデシュ軍は、事故原因が品質上の問題なのか、それとも操作ミスなのかを徹底的に調査し、同様の事故の再発防止につなげるとしている。

事故を起こしたのは中国製の59式戦車。中共の第1世代戦車で、旧ソ連のT-54A戦車を基に開発された。

流出した事故映像を分析した専門家らは、砲身、砲尾部の装薬、砲塔内部の弾薬システムなどに不具合があった可能性があるとみている。また、この戦車は長年にわたって運用されているうえ、近代化改修で大規模な機械系統の変更が行われており、それが事故につながったとの見方もある。

軍事評論チャンネル「軍事情报局」の司会、周子定氏は、「砲弾を発射する際、砲身内部には大量の高温・高圧ガスが発生するため、砲身には非常に高い製造精度が求められる。亀裂があったり、砲身そのものに品質上の問題があったりすれば、砲身内で爆発が起きやすくなる。また、接続部分に不具合があれば、同様の事故が起きることもある」と説明している。

また、「個人的には、今回の事故はおそらく59式戦車の近代化改修と関係していると考えている。改修では多くの機械部分に手を加え、新旧の部品を接続したり、構造を組み直したりする必要がある。そのため品質が安定せず、今回の砲身内爆発につながったのではないかと考えている」と指摘した。

さらに、中共製の軍事装備は実際の運用で品質や性能上の問題がたびたび明らかになっており、その背景には中共の構造的な腐敗や技術力の限界があるとの指摘もある。

時事評論家の藍述氏は、「中共がこうした装備を製造できるようになったのは、以前、西側諸国が中共の政治体制改革に期待を抱いていた時期に、西側から欺くなどの手段で技術を手に入れ、それを中国に持ち帰って、いわゆる『近道で先行国を追い越す』を進めたことが大きい。さらに中共には構造的な腐敗があり、各レベルの官僚が実際の業務の中で手抜きを重ねている。その結果、見た目は立派でも、特にハイテク分野の製品や軍事装備では、実際に使用するとさまざまな問題が起きるのだ」と語った。

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