8月の訪日客309万人 7月から34万人減 台風・減便響く

2026/09/17 更新: 2026/09/17

日本政府観光局(JNTO)が発表した2026年8月の訪日外客数(推計値)は309万8900人となり、前年同月比9.6%減少した。7月の344万2100人からは約34万3200人減少した

航空便の減便や台風による欠航などが全体を押し下げた一方、14市場で8月としての過去最高を記録し、イタリアとスペインでは単月としての過去最高を更新した。

7月の訪日外客数は前年同月比0.1%増の344万2,100人で、17市場が7月として過去最高を記録した。台湾からの訪日客は76万3,800人に達し、初めて70万人を超えて単月として過去最高となるなど、好調な動きが目立っていた。

これに対し8月は、東アジアや欧米豪、中東を中心に夏季休暇や祝日に伴う旅行需要がみられたものの、東南アジア市場では需要が落ち着く時期に入った。航空便の減便や台風による欠航も重なり、訪日客全体では前年同月を下回った。

市場別では、韓国が85万500人、マレーシアが2万6千人、メキシコが1万8600人となるなど、14市場が8月として過去最高を記録した。欧州市場も堅調で、イタリアは4万7300人、スペインは3万6500人となり、いずれも単月として過去最高を更新した。

主要市場を7月と比較すると、韓国は89万4700人から85万500人へ減少したものの、8月としては過去最高を維持した。台湾は76万3800人から66万6千人へ減少したが、台風などによる航空便やクルーズ船への影響があった中でも8月として過去最高となった。

中国からの訪日客は7月の42万8200人から8月は41万8千人へ減少した。中国共産党(中共)政府による日本への渡航を避けるよう求める注意喚起や航空便の減便の影響を受け、前年同月比で大幅な減少が続いた

渡航注意喚起や航空便の減便の影響を受け、前年同月比で大幅な減少が続いた。

一方、日本から海外へ出国した人数は8月に158万8600人となり、前年同月比では3.6%減少したものの、7月の119万1300人から約39万7300人増加した。夏季休暇シーズンに入り、海外旅行需要が前月から拡大した。

7月から8月にかけては、訪日客が約34万人減少する一方、出国日本人数は約40万人増加した

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます
関連特集: 社会