アフガニスタンでイスラム国系テロリストを爆殺、無人機使用=米中央軍が声明
米中央軍は現地時間8月28日早朝、アフガニスタンでイスラム系テロ組織「ISIS-K(イスラム国・ホラーサーン)」のメンバーが乗る車両を無人機で攻撃した。
米国人の過半数「中共が台湾侵攻するなら防衛するべき」=世論調査
米国のシンクタンクが実施した調査によると、半数以上の米国人が、中国共産党軍の台湾侵攻に対して米軍の派遣を支持していることが分かった。米軍のアフガン撤退表明以降、中国共産党は米国の国際的な優位性を引き下げ、台湾への関与を排除しようとプロパガンダを発信しているが、米世論は真逆の結果を導き出した。
ハリウッド女優がIGアカウントを開設、アフガニスタンの少女の助けを求める声を掲載
8月20日、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが、デビュー以来初のソーシャルメディアのインスタグラムでアカウントを開設しました。彼女がインスタグラムに初めて投稿したのは、アフガニスタンの少女からの手紙で、アフガニスタンの人々の人権問題に関心を持ってほしい、といった内容でした。
平和と紛争を一枚の画に収めた…ブルーインパルスとアフガン派遣機が映り込む
防衛省などによると、24日、武装組織タリバンの支配で情勢が悪化するアフガニスタンから邦人を国外退避させるため、輸送機を同国へ派遣した。映像などから、パラリンピック開会式に合わせて待機するアクロバット飛行部隊「ブルーインパルス」と、埼玉県の入間基地から出発した輸送機C130が同じ画面に映り込んでいて、「平和と紛争を一枚の画に収めている」とソーシャルサイトでは注目を集めた。
したたかに 中国共産党とタリバンが「政略結婚」する
8月15日にタリバンがカブールを占拠した後、中国政権とタリバンはお互いに友好関係を築くことを期待していると述べた。しかし、中国側はタリバンを正統な支配者と認めるには至らず、タリバン側は中国がアフガニスタンの発展に貢献できると述べている。
G7首脳「タリバンは国民の安全な移動保証を」 退避期限延長せず
[24日 ロイター] - 先進7カ国(G7)は24日、アフガニスタン情勢を巡る緊急首脳会議を開催し、国外退避を望むアフガン人が退避期限の8月末以降も安全に移動できるよう、イスラム主義組織タリバンに求めることで一致した。一方、退避期限の延長には至らなかった。 英国のジョンソン首相は会議後、「G7は本日、退避に関する共同アプローチだけでなく、タリバンとの関与についてのロードマップにも合意した」と表明。
中国がタリバン「模倣」、台湾外交トップが懸念
[台北 21日 ロイター] - 台湾の呉釗燮・外交部長(外相)は21日、中国が台湾を巡りアフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンを「模倣」しようとしていると非難した。 米国の支援を受けたアフガン政府が崩壊したことで、台湾では中国の侵攻により同様の事態になるのではないかと激しい論争になっている。中国国営メディアは、アフガンで起きたことは台湾が米国を信用できないことを示すと伝えている。 台湾の
【独占取材】日華議員懇談会・古屋圭司会長 日本と台湾の絆は一日にしてならず、米国と力合わせて台湾守る
中国共産党が軍備を増強し「赤い革命」を海外へと輸出しようと画策するなか、民主政を敷く日本と台湾の関係が再び重要度を増している。台湾は現在、日本と正式な国交を持っておらず、古屋圭司衆議院議員が会長を務める日華議員懇談会を通して関係を維持している。古屋氏は台湾とのつながりが深く、台湾の国宝の来日を実現させるなど、日本と台湾の信頼関係の構築に尽力してきた。
アフガニスタンの葡萄
1980年のモスクワ五輪は、その前年の12月に勃発した旧ソ連のアフガン侵攻に抗議して、米国を筆頭とする西側諸国(日本を含む)が総ボイコットするという異様な状況下で開催されました。
困窮するカブール市民、食品価格高騰に銀行は閉鎖
[カブール 22日 ロイター] - イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの首都カブールを瞬く間に掌握してから1週間が過ぎた。銀行は閉まったままで、食品価格は跳ね上がり、職を失って日々の暮らしと格闘する人々の数が日に日に増えている。 数千人の群衆が空港の入り口に押し寄せ、カブールを脱出するための席を確保しようと争う光景は、西側を後ろ盾とした政権が崩壊した後の混乱ぶりを何より鮮明に印象付けた。
タリバン、アフガン中銀総裁代行を任命 経済再建に着手
[23日 ロイター] - アフガニスタンの全権を掌握したイスラム主義組織タリバンは23日、アフガニスタン中央銀行総裁代行にハッジ・モハンマド・イドリス氏を任命したと発表した。 タリバン幹部によると、イドリス氏は北部ジョージアン州出身で、2016年にドローン(小型無人機)による攻撃で殺害されたタリバンの前最高指導者マンスール師の下で長らく財務を担当していた。 別の幹部は、イドリス氏はタリバン以外で
中国駐大阪総領事がSNSに米国皮肉るイラストを投稿 ネットユーザーが反撃
駐大阪の中国の薛剣総領事による最近の米国揶揄の内容のツイートが波紋を広げている。日本のネットユーザーによる避難が殺到した。
アフガンが再び過激派の「聖域」に、国際社会に警戒感
[18日 ロイター] - イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの政権を掌握したことで、アフガンが再び過激派らの「聖域」になるのではないか――。国際社会にはこうした警戒感が広がっている。 タリバンは、アフガンを決して他国攻撃の基地として利用させないと表明した。しかし専門家は、2001年9月11日の米同時多発攻撃を実行したアルカイダや、アフガンの隣国パキスタンなどで活動する幾つかの過激派組織と
タリバンの公式サイトが消失、原因不明
[20日 ロイター] - アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンの公式サイトが20日遅くに消失したもよう。消失した要因は現時点で明らかになっていない。 タリバンはパシュトー語、ダリー語、アラビア語、ウルドゥー語、英語のウェブサイトを運営しているが、20日時点でこれら5つ全てのサイトにアクセスできなくなっている。
台湾=アフガン?中国国営メディアの分断工作 米台政府が批判、立場も明確化
アフガニスタン危機発生後、中国共産党機関紙、人民日報系の「環球日報」は16日、「今日のアフガニスタン、明日の台湾」と題した社説を発表し、「アメリカはいざという時には台湾を見捨てる」と煽り、台米関係を分断する論調を展開している。 米台両政府はこれを批判し、それぞれ立場を表明している。
「助けて…」有刺鉄線に投げ込まれたアフガンの赤ちゃん、軍人らが涙=英メディア
絶望したアフガンの親たちは幼い子供だけでも国外に逃がそうと、空港の有刺鉄線の向こうへと赤ちゃんを投げ込む映像がネット上に広まった。
アフガンに1兆ドル鉱物資源 タリバンと「友好」な中国共産党はどう見るか
世界は、アフガニスタンで明らかになる惨劇を目撃している。この混迷は、米国の外交政策や同盟関係にとっては失敗だが、米国の敵国、特に中国の共産主義政権にとっては好都合である。
自分で何もせず他人の保護に頼るという選択肢ない=蔡英文総統、アフガン情勢受けて
アフガニスタン情勢の悪化を受けて、中国の軍事的な圧力にさらされる台湾の姿勢が注目されている。台湾では、米国からの支援に対する期待感を引き下げるべきとの議論が起きている。こうしたなか、蔡英文総統は、台湾は自主防衛が重要だとの考えを強調した。
在アフガン日本大使館、一時閉館 トルコに臨時事務所設置
外務省は17日、在アフガニスタン日本大使館を15日付で一時閉館したと発表した。同時に、トルコ首都イスタンブールで臨時事務所の設置した。治安状況の急速な悪化を理由としている。
<動画と写真>混迷のアフガン 空港に殺到する人々
アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは15日、首都カブールの大統領府を掌握し、戦争の終結を宣言した。16日、国内情勢のさらなる混迷を懸念するアフガン市民は、国外脱出しようと、空港に詰めかけた。
中国当局が友好アピールも専門家「タリバンが手のひら返す」と警告 「帝国の墓場」の二の舞になるか
アフガニスタンの旧支配勢力タリバンが同国を掌握したことを受けて、中国の政府系メディアは連日、タリバンを賛美する報道を展開し、米軍撤退はアフガニスタンに混乱を招いたとし、米国の対応を非難した。専門家は、中国当局とタリバンが友好ムードをアピールしているが、テロ組織のタリバンが中国当局に対して手のひらを返す可能性は十分にあると警告した。
中共、タリバンに手招き「落ち着けば一帯一路に加わって」 アフガン掌握受けて
アフガニスタンでは15日、反政府武装勢力タリバンが首都カブールの大統領府を掌握し、政権を奪取した。ガニ大統領は隣国に脱出している。この混沌とした政変を、中共官製紙は「平和的な政権譲渡」を強調し、タリバン支配のアフガンに「落ち着いたら一帯一路への参加」の可能性を示唆した。
EU、あす緊急外相会合 アフガン情勢を討議
[16日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)は16日、17日にアフガニスタン情勢を話し合う緊急のEU外相会合を開催すると述べた。 ボレル氏はツイッターで「アフガニスタンの最新の動向および過去数日、数時間のパートナーとの緊密な連絡を踏まえ、あす午後に緊急EU外相会合を開くことを決めた」と述べた。
英国防相、アフガン「タリバンが支配」と認識 再派兵否定
[ロンドン 16日 ロイター] - ウォレス英国防相は16日、アフガニスタンが反政府武装勢力タリバンの支配下にあるという認識を示した上で、北大西洋条約機構(NATO)部隊がタリバンとの戦闘のために同国に戻ることはないと述べた。 スカイニュースに「アフガンがタリバンの統制下にあると認識している」と認め、英国とNATOがアフガンに戻るのかとの質問には、「そういう選択はない。戻るつもりはない」と明言した
ロシア、在カブール大使館を通じタリバンに接触=大統領特使
[モスクワ 16日 ロイター] - ロシアのカブロフ大統領特使(アフガニスタン問題担当)は16日、アフガン情勢について、在カブールのロシア大使館を通じて、タリバン側と連絡を取っていることを明らかにした。 ロイターとの電話インタビューで「カブールで協議を進めている。現時点では全ての接触が現地で行われている。大使館が対応に当たっている」と発言。 同特使によると、タリバンはカブール制圧後にロシア大使館に
首都掌握から一夜、タリバン「状況は平和的」 市民から武器接収も
[カブール 16日 ロイター] - アフガニスタンの首都カブールを掌握した反政府武装勢タリバンの幹部らは16日、国内で衝突があったとの報告は受けていないと述べた。 幹部の1人は「報告通り、状況は平和的だ」と説明。政府関係の建物の90%を管理下に置いているとした上で、兵士に破壊行為をしないよう命じていると述べた。 アフガン市民は、タリバンがかつて統治していた時のようにシャリーア(イスラム法)を厳格に
米軍がカブール空港で空に向け発砲、混乱収拾が目的=米当局者
[カブール 16日 ロイター] - アフガニスタン首都カブールの空港で16日、数百人の市民が駐機場に侵入するのを防ぐため、米軍が空に向けて発砲した。米当局者が明らかにした。 当局者は電話でロイターに対し「群衆は制御不能だった」、「混乱を鎮めるためにのみ発砲した」と説明した。 アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが15日にカブール入りしたことを受け、多くのアフガン人が出国のため空港に殺到。空港は
タリバン「戦争終結」宣言、アフガン大統領出国 欧米は退避加速
[カブール 16日 ロイター] - アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは首都カブールの大統領府を掌握し、戦争の終結を宣言した。欧米諸国は16日、外交官など自国民を退避させる動きを加速した。 タリバンの指導者は16日、外国勢力が退去した後で、新たな統治構造を編み出すと発言。タリバンの戦闘員に対しては、民間人に恐怖を与えないようにし、通常活動の再開を許可するよう指示していると述べた。匿名を条件に
大国間で揺れ動くアフガニスタン情勢 キーポイントはタリバンの「武装解除」=中東アナリスト
米バイデン大統領は25日にアフガニスタンのガニ大統領および国家和解高等評議会のアブドラ議長をホワイトハウスに招待し、アフガンからの米軍撤退について協議する。米ホワイトハウスが20日に発表した。米軍の撤退期限は9月に先延ばしされたものの、現地では政府軍とタリバンの戦闘が激化している。また、ロシアや中国、イラン等の周辺勢力もアフガン情勢に影響を与えうるプレイヤーであり、各国の動き方によって平和プロセスは大きく左右されうると専門家は分析している。
タリバン代表団が訪中、今年2回目 米との平和協議中止後
アフガニスタンの反政府武装勢力、タリバンの代表団は22日中国北京に到着し、中国外務省のアフガニスタン政策の担当者と会談した。双方は、米トランプ政権が今月初め米タリバンの平和協議を中止したことについて意見交換した。中国人ネットユーザーが「(中国共産党とタリバンが)グルになって悪事を働こうとするだろう」と批判した。