農林水産省はアフリカ豚熱（ASF）の国内への侵入に警戒を強めている。9日、同省のウェブサイトで細心の注意喚起ポスターの情報を更新した。

今年も、アフリカ豚熱が中国の多くの省で大流行していることを示す内部文章（四川省畜牧業協会が出典）が流出している。

旧正月を目前に控えるなか、オーストラリアのリトルプラウド農業水資源相は1月12日に省のウェブサイトで声明を発表し、海外から送られる旧正月の贈り物には「バイオセキュリティ上のリスク」があると警告した。外来生物の侵入や感染性

群馬県は19日、前橋市内の農場で家畜感染病の豚熱（CSF）の感染が確認されたと発表した。20日から、関連養豚場で飼養されている約3900頭を殺処分する。

米国研究者チームは最近、最新の研究論文のなかで、中国で確認された「ブタ急性下痢症候群コロナウイルス（SADS‐CoV）」について報告した。このウイルスは、ヒトへの感染リスクがあると考えられ、もしヒトに感染した場合、新型コロナウイルスに似た症状を引き起こすとした。

中国農業農村部は23日、すべての地域が国外から入ってくるアフリカ馬熱のリスクに厳重に警戒し、国外での流行動向に細心の注意を払うべきだと述べた。