「中国は覇権国になると警告する」トランプ大統領元首席戦略官スティーブ・バノン氏
元トランプ大統領首席戦略官のスティーブ・バノン氏は11月15日、中国民主化運動の研修会に出席して、中国当局の世界的野心について語った。バノン氏によると、中国共産党政権は権威主義的な共産主義で、欧米やアジアの国を呼び掛け、2050年までに覇権国として世界を主導する計画があると述べた。
わさびを口に押し込む、消毒液をふっかける…中国で保育士による園児虐待が頻発
中国では現在、悪質な児童虐待事件が多発している。上海市、南京市や湖北省、広西省で起きた事件は相次ぎ報道され、国民の関心が高まっている。
日本のおつまみの定番塩そら豆、中国の刑務所で加工か
日本でお酒のつまみとして親しまれている塩そら豆は、中国の刑務所で生産されている可能性が出ている。
習近平氏、虚を捨て実を取りパワーゲームに勝つ
中国共産党大会が閉会した翌25日、「最高指導部」となる7人の常務委員が登壇した。進退をめぐってメディアの焦点となった王岐山氏の姿はなく、新人の顔ぶれが目立った。15億人もの「人民」を統治する指導部人事には、各派閥の利害関係が反映する。胡錦濤氏や江沢民氏に近い人物も選ばれたため、習近平氏は党内融合を優先したと言える。
称賛と勘違い?中国メディア、仏ル・モンド風刺記事を転載、すぐ削除
フランスの「ル・モンド」紙はこのほど、18日に開催の中国党大会をテーマに8ページに及ぶ特集記事を掲載した。記事の見出しには『中国、強国崛起』との中国語タイトルを付けられた。中国政府系メディアや海外の中国共産党寄りメディアは、フランスメディアが中国当局を称えていると捉え、一斉に転載した。しかし、「ル・モンド」紙の評論が中国国内のインターネット規制や人権派弁護士への迫害などを非難する内容だと判明した後、各メディアが転載内容の削除に奔走した。
ちっとも世界から「孤立」してない北朝鮮 核保有国ネットワークで連携
北朝鮮の核開発プログラムを、単に腐敗した国の単独行動と見ることはできない。そのプログラムの多くは外国資金調達の痕跡が見られ、その技術は他の国々によって提供されており、核兵器能力を集団的に進めている国家間ネットワークの一部として理解できる。
人工知能監視システムを実現 ビッグブラザー社会に向かう中国
最近、中国では市内を録画したある9秒の動画がインターネット上で話題になっている。普通の監視カメラ映像のようなこの動画には、カメラが動くもの一つ一つを最後まで追跡する様子が撮られていた。後日この動画は、中国公安局が2000万台の監視カメラを基盤に構築した犯罪容疑者追跡システムである「天網(空の網)」の一部であることが明らかになった。
中国で最も背の高い人物はチンギスハンの子孫
中国で最も背の高い人物をご存知だろうか。バスケットボールの姚明(ヤオミン)選手や障害走の劉翔(リュウシャン)選手を思い浮かべるかもしれないが、本当の「巨人」は内モンゴルに暮らす鮑喜順さんだ。2メートル36センチの彼と比べれば、他の村人はまるで小人のよう。様々な分野で活躍できそうな彼だが、高身長ゆえの意外な悩みを抱えていた。
カネの次は長生き?党幹部のために臓器を「必要に応じて摘出」=中国人富豪・郭文貴
中国共産党高官が長生きする秘訣は継続的な臓器移植だー。米国逃亡中の中国人富豪・郭文貴から衝撃的な発言が飛び出した。郭は、中国共産党高官はガンなどの病気を患った場合、生き続けるために臓器移植を受けている。臓器は刑務所の囚人から「需要に応じて摘出されている」と話した。
中国の中核都市で住宅価格上昇、抑制措置強化の可能性も
中国国営シンクタンクの社会科学院が21日発表した不動産市場調査では、一部の地方中核都市の住宅価格上昇圧力が依然に強いと指摘した。今後これらの都市では、地方政府が一段と厳しい抑制措置を打ち出す可能性が高いとした。
中朝貿易、8月は2016年12月以来の高水準
中国税関総署によると、8月の中国と北朝鮮の貿易総額は6億0427万ドルで、2016年12月以来の高水準となった。7月は4億5616万ドルだった。
海外で臓器移植した韓国人、97%は中国=調査
韓国内の調査によると、2000年から2016年にかけて2206人の韓国人が臓器移植を受けており、9割以上が中国で行われた。韓国人の海外臓器移植、特に中国での違法臓器移植の実態を明らかにした初めての調査となる。
レッドラインを超えた北朝鮮の水爆実験、今後米中ロがどう動くのか
9月3日、北朝鮮が6回となる核実験を実施した。北朝鮮が核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実戦配備が、現実味を帯びてきた。軍事手段を辞さない構えを見せているアメリカ、制裁の強化に抵抗するロシア、アメリカに協力の姿勢を示しつつも、強力な制裁行為には足踏みする中国。米中ロと北朝鮮の動きに半島情勢が左右される。
金政権の野心「北朝鮮は中国東北部を狙っている」=中国専門家
「北朝鮮問題に最も詳しい」と称される中国国内専門家はこのほど、北朝鮮の金政権は中国東北部を北朝鮮の領土にしようとする野心があると指摘した。
「原油禁輸」再び争点化、中ロはどう応じるか
北朝鮮の6回目の核実験に対する国連安全保障理事会の制裁で、北朝鮮への原油禁輸を含む追加制裁が議論されている。専門家らは、短期間で北朝鮮政権に打撃を与えることのできる措置として見るいっぽう、中国とロシアは反対に回ると予測されている。
米バノン首席戦略官が退任 2日前「米中は経済戦争状態」と発言
米ホワイトハウスは18日、スティーブ・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問(63)が職を退任すると発表した。米フォックスニュースは、トランプ政権内で強硬的な大衆主義者のバノン氏が、穏健派高官との間で政策をめぐり意見が対立したことが、退任の理由だと報じた。
ガラパゴス諸島で中国船拿捕 数千匹のサメを密漁か
南米エクアドルのガラパゴス諸島の沖合で密漁を行ったとして、同国海軍は13日、中国籍の漁船を拿捕し、乗組員20人を逮捕した。米UPIが15日に報じた。
「北朝鮮問題、中国頼りでは解決できない」=中国問題専門家
国際社会からの圧力が高まるなか、北朝鮮は7月、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を2回発射した。北朝鮮の核開発技術は確実、進歩している。国際社会は北朝鮮を抑制する有効的な手段を見いだしていない。問題の解決の鍵を握っているのは中国だという認識は広まっているが、そこはまさに落とし穴だ。
安倍首相、北ミサイルでトランプ大統領と電話会談 今月2回目
北朝鮮が28日大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受けて、安倍晋三首相は31日朝、トランプ米大統領と電話会談を行った。両首脳は北朝鮮に対して、今後圧力を一段と強めていくことで一致した。
資金難の中国動画配信大手・楽視網、従業員の信用格付け「1元」に
中国インターネット動画配信大手の楽視網信息技術(以下、楽視網)は資金繰り悪化のため、系列会社の資産が銀行に凍結された。その影響で、従業員個人の信用格付けは「1元」(約16円)に下げられた。
中国は記録的猛暑 屋外で寝そべる人が続出
7月初めから、中国の広い範囲で連日猛暑に襲われている。上海や浙江、江蘇、安徽などの12省1市で厳しい暑さが続き、うち97県市が最高気温摂氏40度を超え、19県市が史上最高気温を更新した。
中国当局、VPN取り締まり強化 ネットで「活路を断ち切られた」
中国当局は、国内ネットユーザが検閲と規制を回避するために利用する仮想プライベートネットワーク(VPN)の取り締まりをいっそう強めている。海外へのインターネットにアクセスできないとの報告が相次ぎ、ユーザたちは「活路を断ち切られた」と不満を募らせている。
中国北京で6万人が抗議活動 近年最大規模
中国北京市で24日、当局にねずみ講と認定された組織「善心匯」のメンバーは代表らの釈放を求めて、最高人民検察院(最高検)など政府機関前で、大規模な抗議活動を行った。
韓国のPM2.5、中国発は3割以上=調査 ネットでは「信じられない」と不信感
韓国の環境科学院とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で韓国の大気汚染状況を調べたところ、PM2.5(微小粒子状物質)の3割超が、中国から飛来していることが明らかになった。韓国ハンギョレ新聞が19日に報じた。
【インタビュー】18年の雨風(3)父と子
あらすじ:法輪功学習者の劉鋼さん(50・仮名)は、将来を有望視された中国の研究機関勤務の研究員だった。弾圧政策後、日本に来て18年経つ。メディアの中傷、職場での圧力、当時の「嵐のような」迫害を振り返る。
中国当局、タブー破棄か 気功を「国民的スポーツに」
中国最大のスポーツの祭典「全国運動会」(日本の国体に相当)に、健身気功が初めて競技種目に追加され、国民的な習慣として定着させる動きがある。気功については、1999年に江沢民政権が「法輪功」を弾圧して以降、禁忌の話題として中国社会のなかで避けられてきた。この伝統的な鍛錬法に再びスポットがあたったのは、国策が転換する兆候ではないかの見方がある。
両親を毒殺、保険金詐欺の容疑で32歳男を逮捕=陜西省
中国の陝西省渭南市で、両親を毒殺したとして、殺人や保険金詐欺の容疑で32歳の男が逮捕された。中国のポータルサイト「騰訊新聞」などは12日に報じた。
「5日間、一睡も許されず」 女性弁護士が獄中の虐待を暴露
中国で起きた人権派弁護士一斉弾圧事件から2年経った。昨年8月に保釈された女性の人権派弁護士、王宇氏(46)は10日、声明文を発表し、監禁中に受けた拷問や脅迫で、不本意にも国営テレビの「懺悔」映像の撮影に応じたと告発した。
中国のシェア傘ビジネスは大失敗?数週間で30万本が紛失
中国の傘シェアリングサービス会社「E傘」は今年5月16日から、深センなど11都市で相次いでシェア傘30万本を投入したが、数週間でほとんどの傘は町中から姿を消した。中国メディア・澎湃新聞が6日に報じた。
新疆、記録的高温 地表88℃で「砂漠ゆで卵」が人気に
中国各地は連日猛暑に見舞われている。超盆地気候のため中国で最も暑い都市・新疆トルファン市の最高気温は10日午後、49℃に上った。1951年に観測された最高気温48℃を超え、記録を更新した。