「脱トランプ化」とオバマ政策の復活を目論むバイデン政権
バイデン氏は1月20日、「トランプ大統領が実施した政策はすべて廃止する」という民主党の原則に基づき、17の行政命令に署名した。ここで、トランプ氏を排除しオバマ氏の「遺産」を復活させる政治的行動が正式的に始まった。ウォール街やシリコンバレーなどの富裕層は、バイデン氏の寄付に多大な貢献をしてきた。しかし、彼らはすぐに自らが搾取の対象となることに気付くだろう。
2020年のアメリカーー燃えながら2つに分裂するビルのよう
4年に1度国民を総動員する米大統領選挙は、アメリカの政治的安定を維持するための重要なプロセスである。しかし、2020年今回の選挙はこれまでとはまったく違う様相を呈した。今回の大統領選挙を左右する要素はあまりにも多い。ここではこれまでにない3つの要素についてシンプルに論説する。
危機的状況でも崩壊しない中国共産党政権のカラクリ=何清漣、程暁農
「将来中国経済は強くなることはない。しかし、中国政治・経済が危機的状況にありながら、今後長い間において崩壊していないだろう」。こう語ったのは在米中国人経済学者の何清漣氏だ。
【お薦め本】『中国の嘘』 何清漣 著
テレビで天津市での大爆発事故の報道を見ていたら、天津在住の日本人の「現地より日本の報道の方が早い」という趣旨の発言が紹介されていた。大事故で多くの人が亡くなっているのに、外国の方が被害状況を早く報道している・・・。どうしてこんなことが起こるのだろう?
各国がAIIBに駆け込み参加 何清漣氏「運営手法や投資理念に問題」
【大紀元日本3月30日】中国提唱のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に駆け込みで参加する国が相次いだ。今月に入ってからイギリスをはじめ、ヨーロッパの先進各国が参加の意向を表明したほか、先週、韓国やロシ
スノーデン 防空圏 2013米中外交、米国の「堪忍袋」に挑んだ一年=何清漣
【大紀元日本12月4日】在米の中国人経済学者、何清漣氏はこのほど、米海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に寄稿し、2013年の米中外交は、中国が米国の「堪忍袋」に挑んだ一年だったと振り返った。
「飲用水の不平等が現した貧富格差」 中国人学者が水汚染の現状を分析
【大紀元日本3月6日】混迷を深める現代中国の動向を語る上で欠かすことのできないキーパーソン、ニューヨーク在住の中国人経済学者でジャーナリストの何清漣氏がこのほど、中国の水汚染の現状等を分析する文章を発
何清漣:中国の極めて汚い二つの産業 人身売買と人体の臓器売買
【大紀元日本12月10日】最近のインターネットによる情報によると、武漢市紡織大学の三年生の女子大生が求職活動中に殺害され、腎臓が摘出された。警察当局は声明文で、殺人事件は事実だが腎臓摘出はなかったと
何清漣:中国人最後の面子が崩壊した楊武事件
【大紀元日本11月22日】最近中国で注目されている「楊武事件」(訳者注・広東省深セン市在住の楊武が、目の前で警備隊員の楊喜利に強姦されていた妻を助けなかった。この一件がメディアに報道され、中国全土を
何清漣:高速鉄道事故から中国モデル経済を分析
【大紀元日本8月4日】高速鉄道によって中国は「世界をリードする同領域の大国」に仲間入りした。しかも、中国政府はその知的財産権を主張している。まさに「中国モデル」のあらゆる特徴を一身に受け、今日の中国
何清漣:中国社会の反エリート感情 その根源を探る
【大紀元日本5月10日】数年前に読んだある文で、中国の一般国民の間に「反精英(エリート)感情」が生じていると書かれていた。エリート階級のだれかが不運に陥ったと聞くと、インターネットでは大勢の喝采が上
何清漣:中国政府から見た艾未未の「罪」
【大紀元日本4月17日】艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏の国際的な名声は、ついに彼に「好都合」をもたらすことになった。すなわち4月6日と7日、中国国営の新華社と中国外交部(日本の外務省に相当)の洪磊報
何清漣:世界の中国語メディアの政治構図
【大紀元日本2月23日】ここ2日間でもっとも驚いたニュースは、米国VOAの中国語ラジオ報道が停止されるかもしれないということです。中国当局が国際社会での声を強めるために、巨額の資金を投じて「対外宣伝
何清漣:なぜ、米国人は中国を「世界第一の経済大国」と見なすのか
【大紀元日本2月1日】米中両国の国民の、本国と相手国への認識を比較してみるのは、とても面白いことだ。米国人の中国に対する認識は往々にして、中国人の本国への認識と背反している。最近、調査機関Pew R
北京市の最高地価、坪1440万円 北京を売ればアメリカが「買える」か
【大紀元日本1月27日】中国各地の不動産市場で昨年、その都市の最高地価をはじき出す「地王」と呼ばれる土地が話題になった。その中でも、北京市朝陽区にある北京商務中心区(北京CBD)の中心エリアでは、坪
命と引き換えの発展 土地強制収用をめぐる死傷事件が増加
【大紀元日本1月12日】中国国土資源部・徐紹史部長(大臣級)は7日、北京で開かれた全国国土資源工作会議の中で、現行の土地分配制度について「問題がある」と発言した。 徐部長は会議の中で、2010年度の
中国経済青書:高騰続く住宅価格 85%の世帯には高嶺の花 専門家「政府が原因」
【大紀元日本12月9日】7日に発表された中国社会科学院の「2011年経済青書」によると、不動産価格の高騰が続く中、中国都市部の世帯所得に対する住宅取得価格比は8.76倍にも達し、85%の世帯は住宅を
何清漣:魔法のランプの中の「愛国主義」
【大紀元日本11月1日】魔法のランプの中の「愛国主義」は主人の言いつけを引き続き聞いてくれるだろうか。 一連の中国各地の反日デモは10月16日に始まり三日続いた。中国のいわゆる「遊行示威法(デモ実施
何清漣:発展できない基点に立脚する中国経済
【大紀元日本3月15日】中国共産党第11回人民代表大会の二次会議開幕式が行われた3月5日、中国の温家宝首相は「発展の必要性と可能性をともに考慮した結果、GDPの年間8%成長する目標を設けた」と強調し
何清漣:中国は本当に世界を救うことができるのか?
【大紀元日本3月5日】中国の温家宝総理は、少し前に開催されたダボス世界経済フォーラムにおいて、全力で、“経済の救世主”の役割を演じ、中国について全く知らない西方の政治家を安心させるとともに、中国政府
何清漣:高官脱走、2009年中国共産党の致命傷
【大紀元日本2月26日】中国は安定な社会状況を維持することが現段階の急務であるが、二つ大きな課題が目前に迫ってきている。一つは失業の大軍が日にその規模を拡大しているにもかかわらず、いまだに現実的な解
何清漣氏:中国の誤った経済政策、「富国強兵」
【大紀元日本12月10日】中国の改革開放は経済を中心にしたもので、これまでの30年間の経済はある一定の成績の下で発展したが、同時に環境や社会等に深刻な問題も多くもたらした。 米在住中国経済学者・何清
中国食品安全問題の根源=何清漣
【大紀元日本10月1日】中国の有毒粉ミルク事件が拡大する中、各国で発覚した中国関連の有毒乳製品のリストも増え続けている。 外国人はこの種の信用を破壊する「中国製造」に深く困惑し、思わずこのような疑問
何清漣:五輪大会の蝕
【大紀元日本8月12日】中国の強国への夢には富国と強兵という二つの項目以外に、重要内容として人権をも並び入れなければならない。 8年前五輪開催招致に成功し、国内外から高い評価を受け期待感も高まる当時
何清漣:環境汚染と政府の管理・統制能力の危機
【大紀元日本6月24日】昨年より、中国において深刻な環境汚染事件が相次いで発生している。最近の太湖、巣湖における深刻な水質汚染、長江における大量の藍藻の漂泊は、中国の生存基盤が、すでに深刻に破壊され
何清漣:中国対外開放政策の重大な変化(3・最終回)
【大紀元日本2月11日】 五.外資による中国投資の挫折の政治的影響 中国が対外開放 引き締めを行うシグナルは他にも見られる。第一に、海外のNGOによる中国での活動を制限している。「学習時報」は、「中
何清漣:中国対外開放政策の重大な変化(2)
【大紀元日本2月10日】 三.重大な変化に直面する中国外資政策 2006年10月、中国は、外資に関する政策調整を相次いで打ち出した。このうち、象徴的な政策が2つある。1つは、国務院が、内外企業の所得
何清漣:中国対外開放政策の重大な変化(1)
【大紀元日本2月9日】 一.対外経済開放政策の中国政治経済に対する重大な影響 今年は、中国のWTO加盟5周年であり、金融業の開放に係る中国のコミットメントの最終期限でもある。中国は巧妙に対外開放政策
何清漣:私と法輪功の関係
【大紀元日本1月2日】中国改革開放を鋭く分析した『中国現代化の落とし穴』(草思社)などの著作で知られる米国在住の中国経済学者・何清漣氏が昨年11月、ヒューストンで行われたあるシンポジウムで公演をした
中国の新版歴史教科書、弾圧運動など記述せず
【大紀元日本11月30日】今年9月の新学期から、中国上海市の中学校で歴史教科書の改訂版が使用された。改定された新しい歴史教科書は、経済成長や対外国貿易、政治の安定などを重点的に記述、多元化文化の尊重