「六宮の紛黛顔色もなし」昔の女性を彩った化粧品のお話
中国の化粧品による「美容の文化」は、かなり古い時代から始まっている。古代の人々も、顔を美しく見せることに力を入れていた様子が伺われるが、その力点は現代とあまり変わらず、顔の美白と眉の黒さにあったようだ
「三年不変の美しい黒髪」昔の人は、どのように髪を染めたか?
現代で言えば「カラーリング」に当たるのでしょう。加齢によって増えた白髪を、なんとか染めたいと考えるのは、男女を問わず、いつの時代も同じです。昔の人は、どうやって髪を染めていたのでしょうか。
【古典の味わい】貞観政要 6
朕は、そのようにはしない。今ある宮女たちを、それぞれ求めるところへ嫁がせてやろう。
前世で犬を殺した女性が、今生で命で償う
唐の玄宗皇帝の時代に唐紹という役人がいた。彼は子供の頃から前世の出来事を鮮明に覚えていて、自分の生死を予測することができるという珍しい能力を持っていたが、この能力を持っていることは誰にも言わず、妻や子供でさえも知らなかった。
【紀元曙光】2020年7月11日
しかしながら、この物語は、中国においても、民の苦しみを顧みず暴政を行うものは、必ず自らを亡ぼす、という。
【漢詩の楽しみ】臨洞庭(洞庭に臨む)
詩に云う。陰暦8月、満々と水をたたえた洞庭湖が平らかに広がっている。湖水は、まるで大空をひたし、天のなかで最も高いとされる太清天までとどいて、水と天が混じり合っているようだ。水面から昇る霧は、雲沢や夢沢という湿原に立ち込め、岸に寄せる波は岳陽の町をゆり動かさんばかりである。この大きな湖を渡りたいと思うのだが、私には舟もなく、漕ぐ櫂(かい)もない。
【漢詩の楽しみ】 送梁六(梁六を送る)
【大紀元日本11月7日】巴陵一望洞庭秋日見孤峰水上浮聞道神仙不可接心随湖水共悠悠 巴陵(はりょう)一望、洞庭の秋。日に見る、孤峰の水上に浮かぶを。聞く道(なら)く、神仙(しんせん)接すべからずと。心は
【漢詩の楽しみ】江南逢李亀年(江南にて李亀年に逢う)
【大紀元日本4月14日】岐王宅裏尋常見崔九堂前幾度聞正是江南好風景落花時節又逢君 岐王(ぎおう)の宅裏(たくり)にて、尋常に見る。崔九(さいきゅう)の堂前にて、幾度(いくたび)か聞く。正(まさ)に是れ
【漢詩の楽しみ】 隋宮(ずいきゅう)
【大紀元日本5月27日】乗興南游不戒厳九重誰省諫書函春風挙国裁宮錦半作障泥半作帆 興に乗じて南游(なんゆう)すれども、戒厳(かいげん)せず。九重(きゅうちょう)誰か省みん、諫書の函(はこ)。春風、国
【漢詩の楽しみ】 与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛
【大紀元日本5月13日】一為遷客去長沙西望長安不見家黄鶴楼中吹玉笛江城五月落梅花 一たび遷客(せんかく)と為(な)って、長沙に去る。西のかた、長安を望めども家を見ず。黄鶴楼中、玉笛(ぎょくてき)を吹
「邯鄲(かんたん)の夢」枕
【大紀元日本9月8日】唐の玄宗の時代。河北省・邯鄲(かんたん)の町での不思議なお話。百姓・盧生(ろせい)はその名のとおり、粗末な家=盧(いおり)で生を営んでいた。30歳になった盧生は、黒い馬に乗り旅