WeChatから締め出されたBBC記者、「不気味なブロック解除」
中国当局は近年ネット上の監視と検閲を一段と強化している。英BBC放送の記者はこのほど、当局のネット検閲より、中国版ラインのWeChat(微信)に締め出され、アカウントのブロック解除まで「不気味な」過程を踏んだことを紹介した。
中国共産党はメディア新秩序を狙う=国境なき記者団
国境なき記者団は3月25日に発表した報告書で、体制批判の閉じ込めを狙う中国は、世界規模で「世界のメディア新秩序」を築こうとしていると指摘した。
中国データベースから個人情報3億件漏えい ずさんな管理態勢=オランダNPO
インターネットの安全を調査するオランダの非営利組織GDI基金はこのほど、中国のインターネット・サービス会社がデータベースの安全対策を講じておらず、中国人の個人情報3億件以上が漏えいしていると発表した。AFPが7日報じた。
一人当たり監視カメラ2台が作動 AI監視大国・中国
国際市場調査会社IDCが1月30日に発表した報告書によると、中国国内の当局による公共監視カメラの設置台数は2022年に27.6億台に達する見込み。当局は向こう数年間でカメラの追跡と識別能力の技術的向上に300億ドルを投じる計画がある。
アルゼンチンの中国宇宙探査センター「中国軍が運営」米国も憂慮
中国当局が南米アルゼンチンのパタゴニア地方ネウケン州で、海外で初めて建設した宇宙探査基地について、地元住民や米国などが強い懸念を示している。ロイター通信は1月30日、中国軍が同基地を管轄していると報じた。
チベット尼僧に性的暴力、共産党の再教育センターで 僧侶が証言=人権団体報告
中国共産党が民族同化政策の一環としてチベット自治区に設置する再教育施設では、チベット仏教の尼僧たちが看守や共産党員による性的虐待を受けているという。人権監視団体は最近、施設での拘束を経験した僧侶の証言を伝えた。
スウェーデン当局、チベット人情報を売った中国スパイに有罪判決
スウェーデンの裁判所は、チベット人の個人情報を中国当局に売り渡していた同国在住のチベット人に対して、懲役22カ月の判決を言い渡した。ラジオ・フリー・アジア(RFA)が6月15日に報じた。
「自宅刑務所」新疆の家庭に政府職員がホームステイ 100万人規模
中国北西部新疆ウイグル自治区の一般家庭では近年、政府から派遣された政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れが強いられている。国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が5月13日に報告した。
中国社会安定維持費、昨年の国防費を約20%上回る
中国当局の発表によると、昨年社会安定の維持(維穏)の支出を大幅に増加させた。当局が、政権崩壊につながる大規模な抗議活動の発生に神経をとがらせ、民衆への監視強化を浮き彫りにした。
「顔認証」が中国で急速に普及、国民監視に悪用の恐れ
中国国有銀行大手の中国農業銀行は13日、現金自動預払機(ATM)に顔識別技術を導入し預金の引き出しサービスを始めた。専門家は、顔識別で人物を特定できる上追跡も可能であるため、中国当局が国民全体や、陳情者への監視ツールとして応用する可能性が高いと指摘した。中国国内では近年、「顔識別」技術が急速に普及している。
中国製格安スマートフォンが危険? 個人情報を盗むスパイウェアを装着
一部の中国製格安スマートフォンに、ユーザーの個人情報を許可なく中国のサーバーに送信するスパイウェアが組まれていると、米モバイルセキュリティ会社の調査で分かった。
中国人留学生、共産党イデオロギーを持ち込む 豪有識者が警鐘ならす
オーストラリアで中国の影響力が着々と広まっていることに懸念の声が高まっている。有識者は、約15万人の中国留学生は共産党思想と言論抑圧の手法を豪州の大学に浸透させていると警鐘をならした。
人気アプリ「WeChat」中国番号で登録後、国外でも引き続き検閲=研究
中国の携帯番号で交流チャットアプリ「WeChat(微信)」を登録した場合、ユーザが中国を出て海外の電話番号に変わったとしても、中国当局はメッセージや関心ごとなど個人情報を、引き続き検閲している。トロント大学の研究機関シチズン・ラボが調査のなかで指摘した。
中国当局 元軍人に「訓戒書」の署名を要求、監視を強化
1万人以上の中国退役軍人が11日、中国人民解放軍中枢機関の前で、退役後の待遇改善を訴えて大規模なデモを行った。当局は異例に9つの省の省長をその夜、緊急に北京に入らせ、高層指導部の幹部が元軍人の代表と交渉を行い、問題解決にあたった。しかし、このほどデモに参加した後、地元に送還された元軍人が国内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上において、地元警察当局から、今後同様なデモに参加しないようにと「訓戒書」への署名を要求されたと明らかにした。中国当局は、元軍人らが社会不安を引き起こす存在と見なし、監
国境地帯に新監視システム 少数民族の国外脱出防ぐためか
多くの国が他国からの難民流入を阻止しようとしているのと対照的に、中国政府は自国民の国外脱出を厳しく取り締まっている。近ごろでは、国境地帯で新たな監視システムまで導入し、国内のチベット族やウイグル族といった少数民族の越境を厳しく取り締まろうとしている。
「サミット中は調理禁止」 珍規制にあきれ果てる杭州市民
G20開催を目前に控えた中国の杭州市では、当局による厳戒態勢が日に日に厳しさを増している。現地メディアの最新情報によると、市民はサミット当日、火を使った調理が禁止された。必要な食事は、あらかじめ警察に身分証と住所を登録し、警察から届けられることになっている。杭州市民の間からは、度を越した厳戒態勢を前代未聞の珍事だと揶揄する声も挙がっている。
情報封鎖体験ネットカフェ、時期限定でオープン=米ニューヨーク
中国当局がネット封鎖を行っている事を、多くの人は知っている。しかし、その自由のないネット空間を体験した人は少ない。先日ニューヨークで、1カ月という期間限定の「ファイアウォール・ネットカフェ」が開設された。中国の閉塞的なネット環境を経験するという斬新なアイデアは、注目を集めている。
中国文化部がブログを設立 コメントは30万件の政府不満で埋まる
「検閲は厳しいくせに、問題には責任をもたない」「あれもこれも禁止」―。映画やテレビ、書籍など監視する中国共産党文化部は20日、ミニブログ・微博(ウェイボー)に公式アカウントを開設した。大量に寄せられたコメントは、大半が政府に対する不満だった。
北朝鮮、中国軍事パレードをテレビで見た市民を逮捕
北朝鮮の消息筋によれば、中国で開かれた軍事パレードをテレビで見るために、国内の受信防止装置を取り外したとして、同国当局は数人の市民を逮捕した。米政府系ラジオ・フリー・アジアが11日に伝えた。
市民監視役「おばちゃん」密告者として活躍
【大紀元日本7月30日】中国の中年女性というと、路肩に座って世間話をしたり、広場で音楽をかけて社交ダンスに興じるような姿が思い浮かべられる。「大媽(ダーマ、おばちゃんの意味)」と呼ばれ、親しみやすい存
中国政府、香港民主派へのスパイ活動=ロイター
【大紀元日本12月17日】香港の民主派議員・塗謹申(James To)氏は今年8月、何者かに尾行されていると感じ、警察に通報した。警察当局は迅速に行動し、メルセデス車2台を押収、不審者2人を逮捕した。
香港に中国軍の秘密拠点、全域の携帯通信等を監視=カナダ軍事専門誌
【大紀元日本11月19日】カナダ軍事専門誌「漢和ディフェンスレビュー」の最新号は、専門家の調査結果として、香港最高峰の山「大帽山」に中国軍部の秘密拠点が存在し、香港全域の固定電話や携帯電話などを常時盗
「中国市民は目覚め、共産党は針の筵に座っている」陳光誠氏、英国で演説
【大紀元日本5月25日】中国の盲人・人権弁護士、陳光誠氏が、英国ツアーを終えた。 人権問題に対する努力が讃えられ、英国議会で授賞式に臨み、その後、オックスフォード大学の学生自治会で演説。中国共産党の人
アップル社製品、共産党の検閲ソフト搭載か 敏感サイト閲覧できず
通行人が北京のアップルストア前を横切る(Ed Jones/AFP/Getty Images)【大紀元日本4月5日】米国ニューヨーク在住のある法輪功学習者は、最近購入したアップル社のコンピュータ「iMa
中国国内版Skype、ユーザーを監視 マイクロソフト黙認か
中国国内版Skypeがユーザーを監視(Photo/Justin Sullivan/ Getty Images)【大紀元日本3月14日】「中国国内版Skypeがユーザーの利用を監視し、その通信情報を検閲
中国滞在中、ネットスパイに警戒せよ=米ワシントン・ポスト紙
【大紀元日本10月1日】中国政府は、厳しい電子監視のネットワークを駆使し、あらゆる隙を突いて情報を窃取しようと躍起になっている。これに対し、中国に滞在する米国のビジネスマンや政府関係者は、機密情報の
ネット監視ソフト導入義務化 違反なら営業権剥奪も=北京中心部
【大紀元日本8月2日】中国でインターネット検閲に関する法規が新たに定められた。北京の中心部にある飲食店やホテル、本屋、私立学校など公衆無線LANを利用できる施設では、当局が指定した約2万元(約24万
携帯電話で市民の行動を監視 抗議活動を絶つためか
【大紀元日本3月5日】ネット規制の次は携帯監視か。北京市では、携帯電話を通じて市民の外出情報を監視するシステムの導入実験が行われることになっている。第1期の導入は今年前半に完了する予定。国内メディア
「見通しのきく北京に」 撮影監視体制全市内へ 集団事件抑制の強化
【大紀元日本7月5日】北京市でこのほど、監視カメラによる撮影範囲を拡大する計画が発表された。画像解析度を向上させるとともに、全市の監視画像情報の完璧化を目指し、監視の隙間のない「見通しのきく北京」を
中国が海外で「間諜戦」:外交官二人、ドイツ裁判所にスパイ容疑で取調べ 法輪功監視で
【大紀元日本6月30日】ドイツ最大の週刊誌「デア・シュピーゲル」最新号の記事によると、ドイツ裁判所は最近、中国共産党の二人の高官に対して、現地の法輪功団体を対象とするスパイ活動を行ったとして取調べを