長芋は「神仙の食物」虚弱体質や糖尿病にも有効です
中国語で「山薬」という食物があります。日本語ではヤマイモに該当します。山の薬ではありませんが、この食物が滋養に富み、健康に有益であることは日本でもよく知られています。
「神を敬い、過ちを改める」張道陵が明示した疫病に克つ方法
西晋(265~316)の葛洪(かつこう)が著した『神仙伝』には、100人あまりの神仙の話が載っています。
仙人は「扁鵲」を弟子とし 彼の天目を開いた
扁鵲(へんじゃく)は、2500年以上前に、孔子(こうし)と同時代を生きていました。中国の歴史上において、公式に記録され、認められた最初の古代療法士です。 壁や人体を透視できる能力を持ち、治癒力があることが史料でも証明されています。
不思議な不老養生術
華佗(かだ)は、世界的に普及している奇跡的な養生術「五禽戯(ごきんぎ)」を考案しました。 それは若さの維持、更には若返りの効果があるとも言われています。華佗自身は、老いてもなお、若者のように若々しい姿をしており、神仙の様であったため、人々は彼を神医として尊敬していました。
文広通と神仙の住む不思議な洞窟
古人曰く、「天上の一日は地上の一年」。天国とこの世の間には、時間の経ち方に大きな差があります。日本の昔話に出てくる「浦島太郎」も、戻ってきたらすでに数百年が過ぎていました。今回は、異次元に迷い込んだ不思議な男の物語をご紹介します。
死んだ魚でさえ生き返るのに なぜ神仙になることは難しいのか!?
唐の長慶年間、石旻は宛陵郡(現在の安徽省東南部)に寄寓していた。この街に、かつて下位将校をしていた雷生という男がいた。ある日、雷生は友人たちと郡の南部にある別荘で宴会を開き、石旻も同席した。雷家の使用人が網で数尺もある魚を捕まえ、別荘に届けた。この日、雷生と客人たちはみな大いに酔った。客人たちが帰った後も、石旻だけは雷家の別荘に留まっていた。
神仙の物語 仙人に出会い、そこで得た教訓
北宋時代、四川の成都府に許という画伯がおり、彼の描く絵は生き生きとして真に迫っていた。許の本名はわからないが、あだ名は「許偏頭(変形頭の許)」ということだけが伝わっている。このあだ名の由来となったこんな話がある。
天国への階段 入口の基準は?
どのような人が天国へ行けるのでしょうか?中国の故事によれば、天から見た「善い人」とは官僚や慈善家である必要はなく、単に正直で誠実な人物のことを指しています。さて、あなたは毎日を正直に生きていますか?
【神仙故事】素直な商人が仙人になった話
中国には古くから、修煉を通して神仙になった人たちの物語がたくさんあります。特に多いのは、身体的な鍛錬よりも、誘惑を退け、徳を積むという心の修煉の物語。利益を追求せず、良心的に取引した商人が仙人になったお話をご紹介します。