2つの重慶事件から見る習・江攻防の先行き

中共19大を控え、最高指導者層の次期人事をめぐる熾烈な駆け引きが続いている最中、7月15日中央政治局委員の孫政才が突然重慶市委書記を解任された。5年前の2012年3月に、薄熙来は重慶市委書記と党内のすべての役職を解かれて失脚した。重慶で起きたこの2つの事件には、複数の類似点がある。
2017/08/06

周永康氏を汚職容疑で拘束か 台湾メディア

【大紀元日本12月2日】台湾メディア・聯合新聞網は2日、北京の情報筋の話として、中国共産党前政治局常務委員の周永康氏は中央紀律検査委員会(中紀委)に拘束され、汚職の容疑で調査を受けていると伝えた。 同
2013/12/02

動静を伝えられた周永康前政治局常務委員 専門家「無事とは言えない」

【大紀元日本10月4日】失脚の噂が絶えない中国共産党の周永康前政治局常務委員(前党中央政法委員会書記)は1日、母校である中国石油大学を訪れたと伝えられた。汚職疑惑をめぐる調査が8月に始まったと報じられ
2013/10/04

【お知らせ】今なお続く中国「臓器狩り」問題 専門家デービッド・キルガー氏緊急来日! 会見・シンポジウム開催

デービッド・キルガー氏(Hon. David Kilgour)【大紀元日本10月18日】阿鼻叫喚の中国の臓器奪取事件を初めて世に明かした調査書『戦慄の臓器狩り』著者の一人、カナダ元国務省アジア太平洋外
2012/10/18

薄氏元腹心が国外逃亡などで起訴される 次は薄氏か

起訴された王立軍:左、谷開来に殺害されたヘイウッド氏、薄煕来氏(大紀元)【大紀元日本9月6日】今年2月に米国総領事館に逃げ込んだ重慶市元公安局トップの王立軍・元副市長は、枉法徇私・国を裏切り国外逃亡・
2012/09/06

薄氏の妻に執行猶予付きの死刑判決

【大紀元日本8月20日】英国人男性に対する殺人容疑で起訴されていた重慶市元トップの薄熙来氏の妻・谷開来被告は、20日に開かれた判決公判で、2年間の執行猶予付き死刑判決を言い渡された。 共犯者である薄家
2012/08/20

英メディア:北戴河会議で次期指導部人事を決める 薄氏事件も話題に

【大紀元日本8月7日】今秋に予定される第18回党大会(18大)を前に、次期最高指導部の人選と今後の政策を話し合うための非公式会議「北戴河会議」が開かれた。上層部や党の長老、関係者らが3日、河北省の避暑
2012/08/07

3月の北京クーデターの一部始終を暴露=香港誌

【大紀元日本7月3日】重慶市元トップ薄煕来氏の解任に絡み、3月にミニブログを中心に「北京で銃声が聞こえた」、「北京でクーデターが起きた」とのうわさが広まった。当時、当局は「デマの流布」で6人を逮捕し、
2012/07/03

米スパイの中国幹部、「国家安全部と公安部がバトル」=海外華字メディア

【大紀元日本6月13日】海外の華字ニュースサイト「博訊」によると、米CIAのスパイとされる中国国家安全部要員(38)が「国家安全部と公安部が激しいバトルを繰り広げている」という情報を米側に漏えいしたと
2012/06/13

周永康氏の権限が一部剥奪か 薄氏がらみで中央「安全のため」

【大紀元日本6月12日】大紀元が入手した情報によると、周永康・中央政法委書記の北京での役目は、すでに孟建柱・公安部部長に移管されている。理由は「安全面での配慮」だという。 英フィナンシャルタイムズは5
2012/06/12

人民解放軍機関紙「党に完全服従せよ」 周永康氏ら反対勢力への警告か

【大紀元日本6月5日】天安門事件の23周年記念日に当たる4日、人民解放軍の機関紙・解放軍報は論説記事を掲載し、「党は軍に対して絶対的な指導権がある」と党への完全服従を強調し、「軍の非共産党化など誤った
2012/06/05

国際的女優チャンツィイー 薄熙来氏と援助交際か すでに出国禁止とも

国際的に有名な中国の女優、チャンツィイーが重慶市元トップの薄熙来氏と親密な関係にあったと海外の華字ニュースサイト・博訊が29日に伝えた。各国メディアもこぞってこの話題を取り上げている。
2012/05/30

「植物人間」江沢民の動きが活発 政局への影響力アピールか

 【大紀元日本5月18日】すでに植物人間状態だと伝えられている前国家主席の江沢民は3月から5月にかけて、メディアの露出が多くなっている。先月行われたとされるスターバックス会長とのツーショット写真は、真
2012/05/18

人民日報に政治改革を擁護する記事 専門家「温家宝首相の勝利か」

【大紀元日本5月16日】中国共産党機関紙・人民日報は14日、一面で政治改革に関する記事を掲載した。専門家は、重慶事件で政局に激震が走った今、同記事から「胡錦濤主席と温家宝主席は政治改革の問題に合意した
2012/05/16

温首相の辞任説、「周氏との直接対決で発言された」=北京情報筋

 【大紀元日本5月12日】ネットで飛び交う温家宝首相の辞任説について、大紀元が独自の情報筋から入手した情報によると、「温首相と周永康政治局常務委員との直接対決があり、温首相本人が発した言葉に間違いない
2012/05/12

周永康氏に禁足令 「失脚が時間の問題」=北京情報筋

 【大紀元日本5月10日】北京上層部に近い情報筋によると、周永康中央政治局常務委員に「北京から出てはいけない」との禁足令が出された。重慶市の薄熙来元党委書記と政変計画を謀ったことが伝えられ、同氏の失脚
2012/05/10

周永康氏に禁足令 「失脚は時間の問題」=北京情報筋

 【大紀元日本5月10日】北京上層部に近い情報筋によると、周永康中央政治局常務委員に「北京から出てはいけない」との禁足令が出された。重慶市の薄熙来元党委書記と政変計画を画策したとの嫌疑が原因とみられて
2012/05/10

【独占インタビュー】米民主活動家・唐柏橋 世界メディア「いま大紀元に注目」

 【大紀元日本5月4日】重慶事件から始まった中国共産党内部の激震は、もはや全世界の関心を集める焦点となっている。そのような中、米国在住の著名な民主活動家・唐柏橋氏が4月24日、本紙取材に対して「世界の
2012/05/05

周氏はまもなく「三振アウト」? 盲目弁護士脱出事件で=ロイター

 【大紀元日本5月1日】中央政治局常務委員の周永康氏にとって、まさに泣きっ面にハチ。重慶市元公安局長王立軍による米総領事館亡命未遂事件、重慶市元トップ薄熙来の失脚に続き、盲目の人権活動家陳光誠氏が27
2012/05/02

江沢民氏が健在ぶりを披露? 専門家「ニセ情報の可能性が高い」

 【大紀元日本4月23日】江沢民前国家主席は最近、人民解放軍の幹部や外国の要人と会談するなど、動きを活発化させているようだ。しかし、いずれも海外のメディアが報じたもので、本人の姿を確認できる写真などは
2012/04/23

ニューヨークタイムズ:重慶事件で中共政権の正当性が問われる

 【大紀元日本4月21日】重慶市元トップの薄煕来氏が解任された一連の事件で、中国共産党上層部における腐敗の実態が浮き彫りになった。米紙ニューヨークタイムズは、その実態はすでに薄氏個人への処分では解決で
2012/04/21

【新紀元連載】重慶事件 薄煕来倒しのキーパーソンは習近平か 5

 【大紀元日本4月19日】王立軍から薄煕来。亡命騒ぎから始まった事件はいよいよ中共の中枢部に迫ってきた。10日、とうとう党の全役職が停止とされた薄煕来に党中央がメスを入れたのは先月、全人代が閉会した翌
2012/04/19

妻の殺人容疑はまだ序幕か 専門家、薄煕来「反逆罪」の可能性を指摘

 【大紀元日本4月12日】事件はドラマさながらの展開を見せている。1カ月前の全人代会期中に行われた記者会見で、薄煕来氏が「基本的に家にいて、私のために家事をこなしている」と擁護していた妻の谷開来氏が、
2012/04/12

「目的はライバル落とすため」 薄煕来主導の「唱紅打黒」運動の裏幕

 【大紀元日本4月6日】3月に解任された重慶市元トップの薄煕来氏が主導した「「唱紅打黒」」(革命ソングーを歌い、暴力団を撲滅する)運動は「重慶モデル」としてもてはやされた。中央指導部からも評価され、薄
2012/04/06

薄氏崩しのためか 親交の深い大連の実業家を拘束

 【大紀元日本4月3日】先日解任された重慶市元トップの薄熙来と親密な関係にあるとされる、大連市の実業家・徐明(41)氏が、共産党の紀律部門に拘束され、取り調べを受けている。中国国内の複数のメディアが先
2012/04/03

【評論】温家宝と周永康が対立、指導部全員、闘争の渦中

 【大紀元日本3月21日】重慶市トップ薄煕来が解任された今、中共の次の挙動が注目されている。18日、中共内部の情報筋によると、薄煕来への最終処分の問題をめぐって指導部において意見が分かれ、とりわけ温家
2012/03/22

<赤龍解体記>(57)周永康の腹背に敵 呉邦国は和解を 上海組崩壊寸前

 【大紀元日本3月19日】3月15日、上海組の行動派だった薄煕来が解職された後、中共内部闘争の矛先が、もう一人の上海組の重鎮、周永康に向かうようになった。薄煕来と造反を謀ったと告発された政治局常務委員
2012/03/19

<赤龍解体記>(56)重慶事件で薄煕来が調査を受けている

 【大紀元日本3月12日】重慶事件で注目されているのは、亡命騒ぎの王立軍副市長に対する調査や処分より、彼に職権乱用、収賄、造反を謀るなどと告発された重慶市トップ薄煕来である。 一般の情報もきびしく規制
2012/03/12

<赤龍解体記>(55)重慶事件で、軍内の「軍隊国家化」新動向

 【大紀元日本3月4日】重慶事件があたかも一つのスーパー爆弾のようであり、薄煕来の「唱紅打黒」といういわゆる「重慶方式」を打ち壊したばかりでなく、中共の政界や軍隊の中でも連鎖的な反応を引き起こしている
2012/03/05

<赤龍解体記>(54)重慶事件で、重慶警察と四川省警察との衝突実情

 【大紀元日本2月27日】香港誌『前哨』は最近、重慶市元副市長・王立軍が中紀委から調査を受けた経緯と、政治亡命で米領事館に入った王立軍を連れ戻すことをめぐり重慶警察が四川省警察と衝突した詳細を発表した
2012/02/27