北京の上訪者100人余りが警察の暴力を制止

2005/04/10 更新: 2005/04/10

【大紀元4月6日】(大紀元観察員柳笛) 大紀元は3月12日、《上訪(不当な法的不公平に対する憲法に基づいた陳情実行者)両会(全国人民代表と政治協商会議)における上訪妨害に反抗。妨害者を取囲み、タイヤを破壊》と題した報道を行った。この報道では、河南省の女性上訪者が3月8日“高等法院応接所の門前”において、河南省から来た上訪妨害人員に(当法院副庁長の指揮の下で)暴行を受け、気を失って地面に倒れたことを伝えた。これらの写真は当時の模様を隠し撮りしたものであるが、インターネットが封鎖されており、現在はこれらの写真を読者に見せることしかできない。写真からは、民衆が暴政に反抗している激しい場面が伺える。

(大紀元)

3月8日の昼、北京高等法院の附近に河南省のナンバープレート「豫FA038」をつけた法院のパトカーが路上に停車した。彼らは河南省から来た女性の上訪者を捕えようとしていた。当時、路上には100人余りの上訪者がいた。上訪妨害者は女性の首を締め付け、車上へと引っ張られた。女性は懸命にもがき、泣き叫んだ。現場の上訪者の憤りは頂点に達し、その声を聞くと、皆が言葉も交わさず女性の救助に駆けつけた。

(大紀元)

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上訪者は皆、不正を正そうとする気持ちがあり、パトカーを取り囲み、司法警察による暴行・逮捕を制止した。これら上訪妨害者は恐れをなし、110番に電話して警察を呼んだ。警察が到着した後、司法警察に随行して去っていった。しかし、法院の車は路上に放置されたままであった。上訪者は大きな標語を書き、車の上に置いた。その標語には、“警賊が冤罪の上訪者を妨害した”と書かれていた。激情した一部の上訪者は、パトカーのタイヤを破壊し、車を道路の真ん中に運び、車の往来を遮断し、この状態が数時間続いた。後に交通警察が到着し、警戒線を引いて写真撮影をし、破壊された車をトレーラーで運んでいった。

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