【大紀元日本11月2日】韓国政府はこのほど、中国産キムチから、過量な鉛と寄生虫を検出されたことを発表、市場から中国産キムチを回収しはじめ、全面販売禁止に踏み切った。台湾では行政院消費者保護委員会が31日、必要があれば中国産キムチの販売取り下げと回収を行うと表明し、消費者に中国産キムチの購入に注意を払った。中央社が伝えた。
韓国では韓国食品医薬安全庁の調査によると、中国産キムチの原料となる白菜と調味料は、栽培過程で人間の排泄物を肥料として使用するため、寄生虫卵が付着する可能性が高く、食後嘔吐や、腹痛、消化障害及び胃腸疾患などを引き起こしてしまうという。こうした状況の中、台湾行政院の消費者保護委員会は、「市場流通のキムチの衛生調査を強化する一方で、韓国政府から関連メーカーの情報を収集する。必要があれば衛生署に提議し、中国産キムチの販売取り下げと回収を行う」と表明し、消費者にキムチを購入する際、産地不明や、表示があいまいなものを避け、メーカー確認を徹底し、極力台湾産の品物を選ぶよう呼びかけた。
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