ベトナム:鳥インフルエンザ感染、42人目の死者

2005/11/09 更新: 2005/11/09

【大紀元日本11月9日】ベトナムでは8日、鳥インフルエンザに感染した35歳の男性が死亡し、25歳の女性は市内の病院で治療を受けている。中新ネットニュースが伝えた。

ベトナムで二度目の鳥インフルエンザ感染発生後、この男性が最初の死者であり、鳥インフルエンザによるベトナムでの死者は42人となった。

治療を受けている女性は10日前に市場で購入した鶏肉を食べた後、高熱や呼吸困難などの症状で入院したという。

ベトナム農業および農村発展部の統計によれば、2003年末に最初の鳥インフルエンザ発生以来、計93人が感染し、そのうち42人が死亡。病死または処分された家禽数量は4660万羽で、地元の農家はおよそ22億米ドルの損失を被ったと発表。