【大紀元日本10月10日】インドネシア衛生部は10月8日、スマトラ在住の女性(44)が鳥インフルエンザに感染し死亡したことを明らかにした。これまでの死者は合わせて87人に達し、インドネシアにおいて、史上最も深刻な鳥インフルエンザ感染情況となった。
インドネシア衛生部情報センターは、女性はスマトラ中部のボガンホルの総合病院で死亡し、遺体のサンプルからH5N1型ウイルスが検出されたと発表した。さらに、「インドネシアにおける鳥インフルエンザ感染症例はすでに108件に達し、その内の87人が死亡した」と報告した。
情報センターによると、7日に死亡した女性は10月1日に地元の診療所で治療を受けてから、翌日ボガンホルの私立病院へ送られ、その後政府指定病院へ転送され、鳥インフルエンザの治療を受けたという。
衛生部によると、最も共通している感染経路、すなわち、感染した女性がウイルスを持っている鳥類との接触により感染したものかどうかについては、現時点では不明だという。
(翻訳/編集・余靜)
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