CIPFG(法輪功迫害真相調査連盟) 長野で集会とパレード

2008/04/20 更新: 2008/04/20

【大紀元日本4月20日】今月26日に北京五輪の「せい火」リレーがおこなわれるとされている長野市で20日、CIPFG(法輪功迫害真相調査連盟)アジア調査団日本支部による「人権聖火」アピール・パレードがおこなわれた。

パレードに先駆けて、同日午前、長野市内の公共施設「もんぜんぷら座」において、CIPFGによる記者会見がおこなわれた。会見では、本日のパレードの主旨説明、および現在世界各国を巡って絶大な支持を集めている「グローバル人権聖火」の紹介と、同じく全世界で進められている「100万人署名運動」の情況報告がなされた。記者会見場には、読売新聞や地元長野市の信濃毎日新聞、など多くのメディア関係者が来ていた。

はじめに、CIPFGアジア調査団副団長・安東幹氏より、CIPFGの説明と法輪功迫害の真相について実態報告がおこなわれた。

「CIPFGは、人類最大の人権迫害であると言っても過言ではない、中国共産党による法輪功学習者への迫害の真相を調査し、世界に知らせるために結成されました。まさしく世界中の人権弁護士・医師・文化人・政治家などで構成されており、日本では国会議員の方はまだいませんが、都道府県レベルの議員でメンバーになっている方もいます。また、法輪功迫害だけでなく、中国共産党のために迫害を受けている人々のすべてに発言できるプラットホームを設けています。法輪功学習者への迫害は1999年から始まりましたが、この北京五輪へ向けて中共当局の弾圧はさらに強化され、今年1月からだけでも1878名の法輪功学習者が不当逮捕されています」。

続いて、世界各国を回っている「人権聖火」の映像がスクリーンに投影され、各国の市民や政府要人・著名人から「人権聖火」が絶大な支持を得ている様子が紹介された。このスクリーン投影に補足して、CIPFG事務局より、現在中国国内においても「特殊」な形式で「人権聖火」が浸透していることが報告された。

「もちろん中国国内で、このような活動が見つかれば公安当局に逮捕されてしまいます。しかし、人に見つからないように人権聖火のロゴマークを壁に張ったり、紙幣に人権聖火のメッセージを書いて配ったりしている、勇気ある人々が続々とでてきているのです。また、人権聖火のシンボルである黄色いリボンを身につけることも、中国国内で広がりつつあります」。

午後1時半より、長野駅近くの南千歳公園でパレード出発前の集会がおこなわれた。

まず安東副団長より、次のような発言があった。

「中国共産党による北京五輪は、オリンピック精神に全く反しています。2001年の五輪開催地決定当時の、中国国内の人権状況を改善する、という約束は全く守られていません。いま世界を巡り、日本に向かっている『人権聖火』。これこそが本当の聖火です。このたびの北京五輪に向けて、中共当局によって、何の罪もなく一方的に反対者と見なされ不当逮捕された人々、つまり『オリンピック囚人』と言われる人々がたくさんいるのです。しかし、中共がそのような非道なことをすれば、世界から必ず『しっぺ返し』を食うということを思い知らせてやろうではありませんか」

続いて発言した中国民主陣線の唐山泰さんは、次のように述べた。

「中国共産党は、人間の権利を踏みにじっています。私はとても悲しい。中共の人権迫害は、法輪功迫害だけでなくいろいろあります。人権活動家・胡佳氏への『国家転覆罪』不当判決などもそうです。いま日本は美しい春だが、中国に本当の『春』はまだ来ていないのです。中国の南方では、通常ではありえない大雪が降りました。これは神様が怒っているとしか私には思えません」。

このパレードの主旨に賛同して、わざわざ東京から参加した大学生・高橋まことさんは、次のように発言した。

「僕は大学でチベットの歴史について勉強しています。自身も仏教徒であるリチャード・ギアも、チベット問題に関心を持つことが必要だと言っています。そのことについて、僕たち一人一人が考えることが大切だと思います」

最後に、法輪功学習者の池容太さんが、実際に中国で迫害を受けた自身の経験と、中国共産党がオリンピックなどのスポーツイベントを利用して迫害を隠蔽しようとする欺瞞性について発言した。

「私は福建省の出身です。台湾に近いので、台湾との貿易に関する仕事をしていました。たくさん台湾の情報が私の耳に入りますので、私は自然に中共の独裁政治を嫌い、台湾の自由な社会に憧れる気持ちになりました。あるとき日常会話のなかで、台湾の国民党に参加したい、というような言葉をつい言っていまいました。そのため周囲が私を監視するようになりました。1990年のアジア大会のとき、現在と情況がよく似ていますが、中共は、スポーツイベントの前に民衆への洗脳と抑圧に力を入れていました。公安当局は、自宅に帰った私を待ち伏せして逮捕し、一週間のあいだ暴行と尋問をおこないました。長江ダムを破壊しようとした台湾のスパイを逮捕した、というのです。もちろん、そんな事実はなく、証拠不十分で釈放されましたが、その後もずっと、敏感な時期が来るたびに、警察から脅迫され続けました。また、台湾にニセ情報を流すように命じられました。私が体験した事実を見れば明らかです。中共は、オリンピックやアジア大会を利用して、自分の罪を隠蔽し、国際世論をごまかす手段としているのです。私は信じています。中国人が真相を知る日は、中国共産党が崩壊する日です」

集会に引き続き、参加者は白い横断幕を掲げて、長野市内を約1時間半に渡ってパレードした。

大音量のシュプレヒコールなどはなく、有志参加のブラスバンドの力強いマーチにのって、長野市民へ「人権聖火」「100万人署名活動」への支持と、中共の人権迫害停止を呼びかけた。沿道を歩く多くの長野市民が足を止め、パレード参加者から手渡された「人権聖火」のチラシを熱心に見入っていた。

(大紀元)

(大紀元)

(記者・牧)
関連特集: 国際