【大紀元日本9月25日】10月1日の中共政権樹立60周年が近付く中、上海市では、地下鉄の安全検査措置をレベルアップしている。乗客に対する金属探知機検査に加え、地下鉄主要駅12か所で、30台のX線機が新たに設置された。
中央社は、上海市政府が中共政権樹立60周年記念行事期間中の安全措置として厳重な警戒を敷いていると伝えた。最近上海を訪れた観光客は、空港に降り立つと、「大戦間近」のような緊迫感で、物々しい安全チェックは五輪開催期間中よりも厳しいと語っている。地下鉄に乗車する際の安全措置も、異常な厳しさを見せているようだ。
また、今週、上海の地下鉄では、人が込み合う人民広場駅および中山公園駅など、合わせて12か所の主要駅にX線による安全検査機器を新たに設置した。地方から上海へ持ち込まれるカバンなどの荷物はすべてX線を通さなければならないほか、各主要駅や乗り換え駅では警察犬が毎日巡回している。
また、ガソリン、ペンキ、圧縮ガスの入った容器や燃焼爆発しやすい危険物などの大きな荷物を持ち込む乗客には、安全チェックを行っている。缶、びんなど通常の形態ではない荷物、規格梱包物、ビニールやナイロン、布製や紙製の袋、速達会社の荷物には内容検査証明書が必要。
(翻訳編集・坂本)
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