【大紀元日本12月6日】新型インフルエンザが中国の民間から軍隊に広まっている。中国人民解放軍総後勤部衛生部・張雁霊部長によると、秋に入ってからこれまでに、軍隊では新型インフルエンザの集団感染が51例起きているという。
中国国防部のウェブサイトによると、軍部内では秋に入ってから新型インフルエンザの感染が明らかに拡大している。最近では一部の部署で100人以上、更には数百人が集団で発病した例もあったという。
人民解放軍総本部はすでに、北京での新型インフルエンザ流行時の応急演習を行い、各部署で予防対策を講じるよう要求している。
張部長は、すでに軍隊の各部署に対してワクチン接種の実施と、感染状況の報告を要求したと話している。
(翻訳編集・坂本)
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