【大紀元日本2月4日】1月29日、中国軍紙・解放軍報において、中国共産党は急速に近代化する中国の軍隊に対し、最終的な制御権を持つことが強調された。VOAが伝えた。
解放軍報は29日、中央軍事委員会の許可を経て『先進的な軍事文化の発展に関する中央軍事委員会の意見』を発表した。この中で、中国230万人の解放軍に「先進的な軍事文化」の発展を呼び掛けると同時に、現代軍人の「核心的価値観」の育成を軍事文化の発展の重要な任務として位置づけた。
同紙はさらに、執政党として共産党が社会主義イデオロギーの強化において指導力を発揮することをも強調した。
これに対し海外メディアは、この呼びかけが中国の「軍の国家化」の方向から離れたものであり、解放軍が装備や戦力強化すると同時に、共産党が引き続き軍事政策をコントロールしていくことを表していると指摘した。
(翻訳編集・坂本)
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