[ヤンゴン 27日 ロイター] – ミャンマーの国営紙は27日、アウン・サン・スー・チー国家顧問が近く中国の北京を訪問すると伝えた。ミャンマー政府はイスラム系少数民族ロヒンギャ族の迫害問題を巡り、国際社会から非難されている。
ミャンマー西部のラカイン州では8月以降、ロヒンギャ族の武装組織が治安当局の拠点を襲撃したことへの報復として、当局によるロヒンギャ族への組織的な殺害や暴行が行われたとされ、62万人以上が隣国バングラデシュに避難した。
国営紙グローバル・ニューライト・オブ・ミャンマーは、中国共産党が主催する世界の政治指導者の会合に出席するため、スー・チー氏が「近く」中国に出発すると伝えた。
スー・チー氏の広報担当に詳細の確認はできていない。
新華社によると、外国政党と政治組織の指導者らが出席するこの会合は11月30日─12月3日に北京で開催される。
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