台北市内の産直市場である「希望広場」で7月21日、西日本豪雨による被災者支援を目的としたチャリティーバザーが行われた。台湾の宜蘭縣礁溪鄉(ぎらんけんしょうけいちん)の農家の林庭財さんが栽培している有機ドラゴンフルーツを約900キロ提供した。売上げは全額寄付。売上金は日本台湾交流協会を通じて被災者に届けられる。
林庭財さんが栽培している有機ドラゴンフルーツは2018年、宜蘭のドラゴンフルーツ品評会で三位を受賞した。台湾北東部の宜蘭は台風、雨が多く、宜蘭の農家の人たちも被災に悩まされてきた。西日本豪雨の被害報道を見た林庭財さんは心が痛んでいると語った。自ら行政院農糧署と宜蘭政府に連絡し、自家栽培したドラゴンフルーツの慈善バザーを決意した。行政院農糧署も台日の架け橋として、日本の被災者の支援とともに一日も早く復旧し元の生活に戻れるよう、台湾の人々に支援を呼びかけている。
日本台湾交流協会副代表・橫田光弘氏も出席し、台湾の人々に感謝の意を表した。
(翻訳編集・柳雅彦)
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