[マニラ 1日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は1日、フィリピンに対し、同国が南シナ海で攻撃を受ければ米国が防衛すると約束した。国務長官は米朝首脳会談後に訪れたマニラで記者会見し、同盟国であるフィリピンが攻撃を受ければ1951年の米比相互防衛条約に従うことになるとしたほか、安定の脅威として中国を名指しした。
「中国の南シナ海における島造成と軍事活動はあなた方(フィリピン)および米国の主権、安全保障ひいては経済生活を脅かしている」と説明した上で、「南シナ海においてフィリピンの軍、航空機、公船に対する武力攻撃があれば相互防衛義務が発動される」とした。
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