[ワシントン 15日 ロイター] – 米国とロシアの当局者は最終的には中国も含む新たな核兵器削減条約の実現性を模索するために17日にジュネーブで会合を開くことが、米当局者の話で15日明らかになった。
米国代表団はサリバン国務副長官が率い、国家安全保障会議(NSC)のティム・モリソン氏のほか、国防総省、統合参謀本部、国家安全保障局(NSA)などの当局者が参加する。
ロシア代表団はリャブコフ外務次官が率いる。
トランプ米大統領はあらゆる種類の核兵器を網羅する「次世代」軍縮協定をロシアと中国と締結したい考えを示しており、先月末の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせてロシアのプーチン大統領、および中国の習近平国家主席と個別に会談した際、この件に関して協議している。
米ロは現在、軍縮条約を締結しているが中国は参加しておらず、米当局者は中国がどの程度意欲的かは現時点では分からないとしている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。