[南寧(中国) 26日 ロイター] – 中国のコンサルティング会社、上海JCインテリジェンスのチーフアナリスト、Li Qiang氏は26日、10月上旬に予定される次回の米中通商協議が開始されるまでに中国が約600万トンの米国産大豆を購入するとの見方を示した。
同アナリストは業界イベントの合間にロイターに対し、中国当局が今月、購入支援に向け第1弾の関税免除を行った後に中国の輸入業者が100万トン以上の油糧種子を購入したと述べた。
その後、新たな関税免除が実施され、約300万トンが追加購入されたという。次回の閣僚級の米中通商協議が始まる前にさらに100万─200万トンが追加で購入される見通し。
同アナリストは情報源についてはコメントを控えた。
ロイターは25日、中国が複数の輸入業者に対し、来月の閣僚級通商協議を前に購入を促すため、米国産大豆に対する制裁関税の適用を新たに免除したと報じた。[nL3N26F4SE]
同アナリストはイベントで、10月上旬の協議開始までに中国が計約2000万トンの米国産大豆の購入を完了するとの見方を示した。中国は今年すでに1400万トンの大豆を購入している。
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