[台北 29日 ロイター] – 台湾当局は29日、中国による技術窃盗を防ぐ法律を強化することを提案した。
半導体産業が盛んな台湾は、中国が産業スパイや人材の引き抜きなどを通じて、重要技術を盗むことに以前から懸念を示している。
台湾で対中国政策を担う大陸委員会は、特定の技術について補助金を受け取った台湾人が中国を訪問する際に当局の許可を得ること義務付ける現行法を改正する案を提示。
違反した場合は、最高1000万台湾ドル(36万0555ドル)の罰金を科す。
台湾当局の高官は先月、今回の法改正について、台湾の先進半導体技術を保護することが狙いだとロイターに述べていた。
法改正には、立法院(国会に相当)の承認が必要になる。
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