中共人権弾圧の犠牲者追悼集会を妨害 中国人男ら書類送検=警視庁公安部

2021/10/20 更新: 2021/10/20

中国共産党による人権弾圧の犠牲者を弔う集会に乱入した中国人の男らが20日、威力営業妨害の容疑で警視庁公安部によって書類送検された。中国共産党が海外で行う浸透工作の影響が浮き彫りになった。集会に参加した文筆家の三浦小太郎さんは取材に対し、容疑者らの行為は中国共産党が文化を破壊した結果であるとの考えを示した。

中共スローガン叫び追悼集会を妨害

集会は今年7月1日、中国共産党の創立100周年に合わせて新宿区内で行われた。中国共産党による様々な人権弾圧の犠牲者を弔う追悼集会には、チベット人やウイグル人、香港人など多くの関係者が集まった。

式典の途中、参加者席に座っていた男ら複数人が立ち上がり、「中国共産党がなければ新しい中国はない」といった中国共産党のスローガン等を中国語で叫んだ。

男らは会場を出ようとしたところを現場に居合わせた警察官に取り押さえられた。応援に駆け付けた警察官も到着し、会場の入り口が封鎖され、現場は重々しい雰囲気に包まれた。

警視庁によると、男らの容疑は、大声で叫ぶなどの威力を用いて、集会を混乱に陥れ進行を遅延させたこと等の妨害行為を行ったことである。

三浦小太郎さん「中共が文化を破壊した結果」

アジア自由民主連帯協議会の事務局長を務める文筆家の三浦小太郎さんは集会に参加し、冒頭であいさつを行った。

三浦さんは大紀元の取材に対し、「亡くなった者を弔うことは中国の伝統。それを否定することは、彼らは中国人と言うより、無信仰の中国共産党人になっている」と強調した。

そして、「せっかく自由の国に来たのだから、日本の民主主義や法治国家といった概念や、政府を批判する自由、そして中国にはない信仰の自由といったことを勉強してほしい」と述べた。

中国人の男らが死者を弔う集会を妨害したことについて、三浦さんは「中国共産党が政権を取ってから、宗教や伝統文化を全部否定した結果である」との見方を示した。

「亡くなった人のためにお経をあげているときに妨害することは寺院を破壊することと同じである。彼らを許すことはできないが、すべての原因は中国共産党にある」。

(王文亮)