法輪功情報サイト「明慧網」による、中国当局は、中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)を開催する前、社会的安定を維持するとの理由で、各地の法輪功学習者を拘束し、嫌がらせを行った。
報道では、10月28日、山東省済寧市当局は、法輪功学習者約35人を一斉拘束した。当局は拘束前、法輪功学習者らの携帯電話を盗聴し、街に設置された監視カメラなどを通じて法輪功学習者の普段の行動を監視した。35人の中の一部の学習者は現在も拘束されている。
中国当局は今月8~11日まで六中全会を開いた。
情報筋によると、済寧市の司法・警察などを統括する市政法委員会と、市の法輪功迫害機関「610弁公室」は、市内の法輪功学習者の一斉拘束を決めた。
山東省平原県警察当局は2日、県内に住む法輪功学習者9人を拘束し、6日にさらに10人を拘束した。
北京市では、六中全会開催前の通達によると会議期間中、警官が学習者の自宅近くで監視し、外出する学習者を尾行するという。
東北部の吉林省楡樹市警察当局は8日、法輪功学習者10人を拘禁した。
同省長春市双陽区では5日、5人以上が正体不明の男らに地元の警察署に拉致された。11日、複数の法輪功学習者が拘束された。
中国当局の情報統制の下で、六中全会の開催前に実際に拘束された法輪功学習者の正確な人数はわかっていない。
(翻訳編集・張哲)
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