中国、再び電力使用を制限 江蘇省などで

2021/11/26 更新: 2021/11/26

中国国内一部のメディアによると、江蘇省浙江省など複数の地域で、地方政府が企業に対して電力使用を制限し、一時操業停止などを指示した。

中国空調業界情報サイト「制冷快報」25日付によると、江蘇省南通市の住民が提供した情報では、地元当局は中小企業に対して電力使用を制限し、11月12日~12月31日まで一時稼働停止を命じた。

具体的に、「11月12~21日まで、12月2~11日まで、12月22~26日まで生産停止にする」という。南通市政府は各鎮・村政府に対して、違反企業がないかを24時間パトロールするよう要求した。

浙江省、江蘇省、安徽省、四川省重慶市など各地の企業の不満が高まっている。「前回の電力使用制限から生産がようやく回復した今、また新たな制限が実施されれば、生産計画が完全に乱れてしまう」

中国では9月から幅広い地域で電力の供給制限が広がり、広東省や江蘇省、浙江省、遼寧省など、20余りの省に影響が出ていた。

(翻訳編集・張哲)
 

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