今月1日に南シナ海で起きた中国海軍のY8対潜哨戒機の墜落事故で、少なくとも軍人10人が死亡したと香港紙・星島日報が23日付で報じた。
死亡した軍人の年齢は20~30代で、ほとんどが佐官や尉官階級だった。スーパー級パイロット数人も含まれるとされている。
台湾の情報機関・国家安全局が10日、墜落事故の発生を発表した。中国軍は今のところ、公式な発表を行っていない。
墜落後、中国は主権を主張する「九段線」近くの海域を禁止区域にし、南シナ海での軍事演習を行った。
中国軍は軍事演習と称し捜索活動を行ったとみられる。
死亡した軍人らは海軍航空兵部隊の第92697部隊に所属しているとされている。
(翻訳編集・李凌)
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