ニュージーランドは2日、日本を含むビザ免除国を対象に約2年3カ月ぶりに国境を解放した。ワクチン接種済みの旅行者は隔離措置なしでの入国を認められており、家族などとの再開を心待ちにしていた多くの人々が空港に到着した。
スチュアート・ナッシュ観光相によると、ニュージーランドへの国際線検索は、中共ウイルス(新型コロナ)前の2019年3月~4月よりも19%高い数値で推移している。すでに4月13日からオーストラリア人の入国を認めてきた。
ニュージーランド航空のリアン・ガラグティ氏によると、フライトの需要は予想を上回り、国内線と国際線は満席となっているという。「過去800日間に渡って困難な嵐を乗り越えてきたニュージーランド観光業界にとって、歓迎すべきニュースだ」と述べた。
ニュージーランドは外国人を原則入国禁止とするなど、厳しい水際対策を取ってきた。現在の1日の新規感染者は平均7500人前後とピークだった3月の約3割と減少傾向にある。
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