厚生労働省は2月28日、人口動態統計の速報を発表し、2022年12月の死亡者数が2万4361人だと発表した。2022年と2021年の死亡者数の差、「超過死亡数」は戦後最高を更新する12万9744人となった。
2022年を1年通して見てみると、死亡数は全国的に増加しており、特に秋田県、滋賀県、北海道を筆頭に20%を超える高い増加率を見せた。また仙台市、札幌市、熊本市などの政令市(人口50万人以上で政令によって指定された市)の増加率も著しい。
2023年に入った今も死亡者はどんどん増えている。
増え続ける死者数
2月に入り各県で1月の人口動態統計の速報値が発表され、徐々に超過死亡の状況が明らかになってきた。大分県や宮崎県などは30%を超え、高い増加率を示している。
報告された速報値で主な県の数値は下表の通り。
30%を超えた大分県と宮崎県は、いずれも2021年1月と2022年1月の数値の比較では3%程度の微増だったが、今回は急激な増加となった。
大分県の福祉保健企画課に取材したところ、担当者は「令和4年9月までのデータで主な死因としてあげられるものは、新型コロナ感染症、誤嚥性肺炎、老衰、肺炎があげられ、年齢層も70代以上の高齢者が多い」と語る。
しかし最近この大規模な超過死亡の原因について、一部メディアの報道やネット上では、「ワクチンの副作用ではないか」という声が上がっている。というのも、ワクチンの危険性を指摘する発表が医学界から上がっているからだ。
超過死亡の原因はワクチンの副反応か?
医学誌「Clinical Research in Cardiology」で11月27日に発表された「Autopsy-based histopathological characterization of myocarditis after anti-SARS-CoV-2-vaccination (新型コロナウイルスワクチン接種後の心筋炎の剖検に基づく組織病理学的特性)」によると、
「mRNAワクチンを接種した患者は、自己免疫(自らの免疫細胞が心臓を攻撃)によって心臓に損傷を受けた。自己免疫によって心臓は1秒間に何度も拍動するようになり、ひとたび頻脈(心拍数が増加している状態)が起きると、数分で死に至る」という病理診断を下した。
この結果を分析した動画で、英国を拠点とする看護師教育者ジョン・キャンベル博士は、「これは査読済み論文だ。科学に基づくもので、ドイツを代表する病理学者たちによる決定的な病理診断だ」と語った。
また心臓病専門医であるピーター・マッカロー博士とアッセム・マルホトラ博士は、THE EPOCH TIMESの番組「米国思想リーダー」に出演し、「多くの患者がmRNAワクチンによって心臓への広範な傷害を含む損傷を受けている」と指摘し、「mRNA新型コロナウイルスワクチンが、効能よりも害を人々にもたらしていると述べている。
米国北西部のアイダホ州では15日、共和党議員がリスク評価や情報開示の不十分などを理由に「メッセンジャーRNA(mRNA)」ワクチンの投与を「軽犯罪」とする動きが見られている。
その一方で、厚生労働省は2月15日、「新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状については、今後、国とし て、その治療法を含め、必要な研究を行っていく」と発表したが、ワクチンの危険性は顧みることなく、5月には高齢者に新型コロナウイルスワクチンの無料接種を始めようとしている。
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