[12日 ロイター] – 中国は16─18日に台湾北方を飛行禁止空域に設定する計画をしている。事情に詳しい関係筋4人が明らかにした。
中国外務省と台湾外交部(外務省)からは今のところコメントを得られていない。
中国国外の関係筋によると、飛行禁止措置は台湾北方の飛行情報区(FIR)を混乱させることになる。設定の理由は不明という。
ある当局者は、飛行禁止措置によって北東アジアと東南アジアおよび台湾と韓国、日本、北米を結ぶ運航便の60─70%に影響が及ぶとの見方を示した。
中国は、台湾の蔡英文総統が米国でマッカーシー下院議長と会談したことに反発し、台湾周辺海域で軍事演習を実施、演習終了後も活動を継続している。
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