洪水で養殖場のワニ70匹以上が脱走 ついに「民兵に射殺指示」か=中国 広東

2023/09/12 更新: 2023/09/12

今回の洪水の影響で、広東省茂名市のワニ養殖場からワニ70匹以上が逃げたことがわかった。

現地の管理部門によると、今回「脱走」したワニは成獣が69匹、子ワニが6匹の計75匹。現在は茂名市茂南区の「彭村湖」という湖にいると思われるが、水が深く捕獲作業は難航している。

広東省茂名市茂南区の「彭村湖」付近で目撃されたワニたち。(中国のSNSより)

 

SNSに投稿された動画のなかには、湖の水面に多数のワニが確認できるシーンが映っていた。動画投稿者は「洪水で養殖池が増水して、百匹以上のワニが外へ逃げた。危険なので、水に近づいたり、水中での魚釣りをしないように」と付近の村民に呼びかけた。

中国メディア「南方+ 」11日付の報道は、現地の民兵隊員の話を引用して「ワニは水の深いところに潜んでいる。市民の安全のため、これら脱走したワニたちは射殺されるだろう」と報じた。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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