[オタワ 27日 ロイター] – カナダのミラー移民相は27日、留学生を狙った詐欺行為を防ぐため、大学入学許可書の検証プロセスを強化すると発表した。
カナダは労働許可証の取得が比較的容易なため、留学先として人気が高い。ただ、ミラー氏は学生移民制度で詐欺行為が多数確認されているとし、12月から全ての中等教育機関に志願者の入学許可書を移民局と確認することを義務付けると説明した。
入国のために偽造書類を使用したとして年初から留学生数十人が国外退去処分を受けたことで、入学許可書の不正が問題となっている。
トルドー政権は、移民がカナダ経済をけん引し、高齢化社会を支えるとして受け入れを強化している。
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